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働くということ

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改めて「働く」ということを考えさせえられた。「働く」という行為は、単に経済活動のみをいうわけではない。時としてそれは“生きがい”となり、貴重な社会参加の機会となる。

写真のメモは、「就労支援センターどんまい」で就労訓練をおこなっているある女性が“手づくり”のだし巻き卵とともに僕に届けてくれたものだ。恥ずかしそうに「食べてくれませんか」という彼女はしかし、ある種誇らしげな表情を浮かべていた。

僕は、彼女が暫く通所できないでいる時期に思いを馳せた。
僕は、何故、彼女が通所できなくなっってしまったのかを知っている。

それは、調理実習でのことだ。利き手が不自由な彼女は、その日、上手に包丁を使いこなすことができなかった。いつも仲良く過ごしている仲間が料理人たる講師から「本当にうまくなったね」と褒められるのを横目に、明らかに表情を曇らせる彼女を見てしまった。もしかしたら、勘違いかも知れないが、それでも僕は確信を持っていえる。彼女は“比べた”のだと。人は、比べるから自分が嫌になる。

あいつにはできるのに僕にはできない!
あいつは容姿端麗、僕ときたら…。
あいつはスポーツ万能で勉強もできる!

でも、人はそれを抑えることができない。他者と自分を比較することから逃げることはできないのだ。

もしかしたら、それは、人間であることの証しみたいのものなのかもしれない。だとするなら、彼女の苦悩は、成人女性として至極真っ当なものなのではないか。

そんな彼女が、また、通所できるようになった。一度は自分の「居場所」として否定した「どんまい」に来られるようになったのだ。僕ははたとして思う。答えは、この卵焼きの中にあるのだと。

理事会・評議員会開催

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12月13日に理事会、14日に評議員会をそれぞれ開催しました。
写真は、評議員会の様子です。

タウンニュースに三浦市社会福祉協議会の取り組みが掲載されまし!

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タウンニュースに三浦市社会福祉協議会の取り組みが掲載されまし!

「どんまい」保健所販売の様子

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就労支援センター藤村です。
今日は保健所にお菓子の販売に行って来ました(*^_^*)
商品はクッキーとラスク、「どんまい」自慢のお漬物を販売しました。
一番人気はお漬物で、2パックご購入の後に再度来店され追加購入していただいたり、クリスマスバージョンのクッキーは「かわいい!」とお褒めいただいたりと短い時間でしたが楽しく販売をしてきました。

どんまい「メニュー会議発表会」

就労支援センター「どんまい」です。

今回は代表のメンバー3名でメニューの振り返りを管理栄養士の田村を中心に行い、朝の朝礼で発表をしてもらいました。
今回出た意見は
「豚の生姜焼きの調味料を多めにしたい。」
「ふろふき大根のソースの味付けをもうすこし濃くしてほしい。」
「フルーツをたまに出す。食べやすく切る。」
でした。

みんなの前で発表するという機会はあまりなかったので、とても緊張している様子が伝わります。
これからも続けていき、考える力と発表する力をつけることが出来たらとおもいます!