昨年6月から始めたリハビリ体操教室が11回目となり、今回から場所が地域福祉センターに引き継がれました。参加者も前回を上回る過去最高の36名と大盛況で、交流室1が大変狭く感じられました。最後に新リハビリ室の見学と説明を実施したところ、早速グループで参加したいと申し込みがありました。今後もここを中心として介護予防の拠点となっていくために、更に努力してまいります。
この度、センター長を務めます成田慎一よりご挨拶申し上げます。「介護職従事者等人材育成・研修センターは、長年当会が培ってきた様々な研修事業のノウハウを結集し、市内の事業所の福祉サービスの質の確保を目的として、平成27年4月に設立いたしました。昨年度から実施しております当会の職場内研修と介護職員初任者研修の修了後アンケートと、市内施設・事業所向けの研修ニーズ調査の結果を基にして、今年度から様々な研修を開催する予定です。当会の研修センターの特色は、当会の経験豊かな講師を中心に、様々な県内の研修主催団体とも連携しながら、介護職員や地域住民の皆様が地元三浦市で研修を受けられることです。是非、身近にあるこのセンターを活用して頂きたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。」
ホームページも新設いたしましたの併せてご活用ください!
↓
http://www.shakyo-miura.com/wordpress/training/
三浦市社会福祉協議会が地方自治法に基づいて指定管理する三浦市地域福祉センターに特設リハビリテーションルームを新設いたしました。
私どもが、このリハビリルームによってめざすところは、安全なリハビリであり、元気の出るリハビリでございます。
WHO(世界保健機関)の定義( 1981年)によりますと、リハビリテーションは、能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる―とあります。リハビリテーションは障害者が環境に適応するための訓練を行うばかりでなく、障害者の社会的統合を促す全体として環境や社会に手を加えることも目的とするのだと。そして、障害者自身・家族・そして彼らの住んでいる地域社会が、リハビリテーションに関するサービスの計画と実行に関わり合わなければならないと。
これを本当の意味で実現できるのは、やはり地域福祉の中核に位置する三浦市社会福祉協議会をおいて他にないと考えたわけです。私どもがめざすリハビリは、医療的な側面に偏った機能回復訓練ではなく、文字どおり生活に役立つ「生活リハビリ」を実現することにあります。その取り組みが地域包括ケアの実践に結び付けば幸いですし、在宅生活を諦めかけた方々にとっては「介護のセカンドオピニオン」的役割も果たしていきたいと考えています。
もちろん、その先に見据えるのは「介護予防」です。改正介護保険法の施行によって地域支援事業となる「要支援」状態にある方々の受け皿としての機能も付帯させようというのです。
隣室の市民交流ルーム(サロン的活用を目途とした地域開放事業)との行き来も可能にしたいと考えています。要介護状態とならないための「リハビリ」も実践するのです。これこそが私どものめざす「生活リハビリ」です。
市民の皆様のご活用を期待しております。どうぞお気軽にお越しください。
〒238-0236
三浦市栄町23番13号(三浦市地域福祉センター内1F)
三浦市立病院の前
TEL 046-881-7770/FAX 046-881-7772
↓リハルームと同時に開設した「市民交流ルーム」も併せてご利用ください。「市民交流ルーム」では、三浦市社会福祉協議会が運営する地域包括支援センター「おまかせ」によるサロンや理学療法士によるリハビリ体操がおこなわれます。貸館としてもご利用いただけます。三浦市地域福祉センターは、介護予防機能を付帯させた施設として生まれ変わりました。