「社協みうら」第215号


みうらの至福人


地域社会の一員として。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、美山ホーム施設長の濱岡武さんです。「美山ホームでも例年、共同募金に協力させてもらっています。福祉施設は、寄付をお受けし活用する立場になることが多いですが、社会の一員として、寄付をすることもできます。共同募金の活動は、職員も入居者様も自由に参加でき、一円から善意を届けることのできる素敵な活動だと考えています。」

「社協みうら」第215号のラインラップ

みうらの至福人 ― 濱岡武さん

  • 特集・地域をつなぐはつらつフェスタを開催しました
  • 三浦市ボランティア情報
  • 自立支援最前線―児童発達支援事業所HUGくみ
  • サロン訪問記
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 三浦市社協ってどんなところ?―調査研究企画広報事業
  • おまかせよりお知らせ
  • 養育支援講演会のお知らせ
  • 皆で海に親しむ会を開催しました
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー

おかげさまで大盛況!
地域をつなぐはつらつフェスタを開催しました
十月一日に安心館において開催した「地域をつなぐはつらつフェスタ」。本イベントは、誰もが住みよい福祉社会の実現を目指して、地域住民や高齢者、障害者、ボランティア等が参加し、ともに活動することで交流を図り、つながりを深め広げていくことを目的としています。
四年ぶりの開催かつ、当日は夏のような暑さで、どうなることかとスタッフは危ぶんでいましたが、過去最多となる約千二百名もの方にご来場いただきました。
三崎中学校吹奏楽部、サックス奏者キャンディー・ノンさん、小網代バンドは、初めてのはつらつフェスタ出演で、観客を魅了しました。同じく初めての出演となるあんしん農園は、ダンスを披露しました。一緒に踊り出す人が出るほど、会場に一体感を生んでいました。
食べ物やお花、手芸作品など、地域の福祉団体等による、バラエティに富んだ出店があり、一日を通して会場は賑わっていました。
ご協力いただいた皆様、ボランティアの皆様、遊びに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。






ボラ協
南足柄市ボランティア協会と交流

三浦市ボランティア連絡協議会は、九月四日に南足柄市ボランティア協会との交流会をうらり研修室にて開催しました。三浦市とほぼ同じ人口規模の都市であり、会員の減少など同様の課題を抱えています。交流会では課題の共有と、対策についてグループワークし、活発な意見交換がおこなわれました。

ボランティア募集しています!
この秋から行事が再開された福祉施設等があり、ボランティア依頼が増えています。障害者事業所で週一回一緒に作業をしてくれる方、老人ホームでの傾聴や講座講師等の依頼があります。また地域の未病サロンで体操をしてくださるボランティアも募集しています。詳細については、左記☎までご連絡をお願いいたします。

自立支援最前線―『児童発達支援事業所HUGくみ』
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自立支援最前線
いつも「ただいま~」と元気な挨拶とともにHUGくみの部屋に入ってくる亀井さん。年上、年下のご利用者とも分け隔てなく一緒に遊んでいます。
亀井さんは、歴史が大好きで、普段から大河ドラマをよく観ているそうです。HUGくみでも、ブロックでお城や砦を作り、工作では兜や鎧を作って身に着け、武士の言葉を使い遊んでいます。余暇支援事業の乗馬訓練会にも張り切って参加し、堂々と乗りこなしています。ご家庭では、お母様と一緒にご飯作りをしたり、焼き物教室へ行って器や茶碗作りをするなど、様々な体験を楽しんで過ごしているとのこと。最近は、弟さんとラーメン屋遊びをすることにはまっていて「将来はラーメン屋になりたい。」とお話しされました。これからもHUGくみで、一緒にいろいろな体験をして、成長していく姿を見るのが楽しみです。(森本)

サロン訪問記
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サロン訪問記
ひまわりサロンは、初声町入江のシーサイドタウンで活動する老人クラブ「ひまわり会」が運営するサロンです。会長の篠原かつ子さんにお話を伺いました。
「ひまわりサロンは、シーサイドタウンの集会所で開催しています。民謡をうたったりカラオケをしたりするほか、社協や地域包括支援センター、鎌倉三崎保健センターによる健康講話等も実施しています。毎月役員会で翌月の行事やサロンについてのお知らせを作成し、役員が会員に配って回ります。これは、友愛チームの訪問活動の安否確認も兼ねています。友愛チームでは、民生委員とともに一人暮らしの会員等に、ゴミ出し支援や訪問をおこなっています。ひまわり会はシーサイドタウン在住の方が対象で、サロンに参加するのは十名前後です。課題は、参加する男性会員が少ないことです。男性が家から一歩出てこられるような活動を考えていきたいと思っています。サロンで練習を重ねた民謡は、ゆめクラブ三浦の福祉大会や演芸大会で披露していますので、ぜひご覧ください。」(齋田)

サロン訪問記

三浦市社会福祉協議会が運営する「児童発達支援事業所HUGくみ」へのお問い合わせは…☎876-8105

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は11月24日・12月22日。予約制☎888-7347
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狩倉弁護士のワンポイント法律相談

Q:母が所有する自宅に母と二人で暮らしており、私は失業中で、母の年金のみで生活しています。私には消費者金融からの借入が百万円ほどあり、母の年金を生活費と私の借入の返済にあてたことで、自宅の固定資産税を支払えなくなり、支払が滞っています。母には固定資産税の滞納以外に負債はありません。私の借入と母の税金滞納をどのように整理すればいいでしょうか。

A:固定資産税を滞納すると、延滞金が発生するうえ、納税の督促や財産の差押がされ、自宅を失うことになりかねませんので、固定資産税は滞納せず、納めるべきです。そもそも、母が負う固定資産税が支払えなくなるにもかかわらず、母の年金を娘の返済に充てることは適当ではないので、娘の返済に充てることはやめ、市役所と協議して滞納分の返済方法を決め、納税すべきと考えます。
これにより、娘の借入の返済ができなくなりますので、まずは、仕事を探して収入を得たうえで、任意整理をすることが考えられます。任意整理は、裁判所の手続を利用せず、債権者との合意により、支払総額や分割払いといった支払方法を定め、支払可能な範囲で返済を行う方法です。本件であれば、借入金百万円を期間を定めて分割で支払っていくことが考えられます。娘が直ちに仕事につけない場合には、自己破産を検討することになります。自己破産は、裁判所に申し立て、財産があれば換価・配当したうえで、債務の支払を免責してもらう手続です。娘に資産がなければ、換価・配当はせず、比較的簡易に手続が終了しますが、娘に多額の浪費があるといった免責が不許可になる事情があると、破産管財人が選任されたり、免責が不許可になったりすることもあります。娘の借入については、弁護士に相談して、対応方法を検討するのがよいと思います。
(担当弁護士:井上志穂)

三浦市社協ってどんなところ?
事業紹介「ホームページの運営」
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事業紹介
今回は「調査研究企画広報事業」の中の、ホームページの運営についてご紹介します。本誌の発行も同事業の一つです。本誌は二ヶ月に一回の発行ですが、ホームページは常時更新しているので、よりタイムリーな情報をあげています。
特に、スタッフブログについては、写真とともに各事業所の日々の活動や、季節のイベントの様子などをご覧いただくことができます。最近は、地域福祉課が月一回、地域の団体と協働して開催する「未病ウォーク」の報告を載せているため、地元の景色の写真もお楽しみいただけます。「三浦市社協 ブログ」と検索すると出てきます。勉強会やイベントなど、参加者募集のお知らせも掲載していますので、ぜひご覧ください。

▼三浦市社協 スタッフブログ
https://www.shakyo-miura.com/cgi-bin/blog/diary.cgi
▼三浦市社協の紹介動画をYouTubeにて公開中です!
https://www.youtube.com/watch?v=ImWKv6wONwY

おまかせよりお知らせ Information
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①	11月9日 フレイルチェック
   みうらふれあいサロンにおいて、高齢者を対象にフレイルチェックを実施します。
勤労市民センター 13:30~15:30
②	11月10日 転倒防止のための家族介護教室~福祉用具に触れる!試す~
 体験型で、その場で質問にお答えしながら進めます。
 三浦市老人福祉保健センター 13:30~15:00
 定員30名(事前申込制)
①②共、参加無料です。お申込み、お問い合わせは☎876-7557(おまかせ)まで。

養育支援講演会のお知らせ Information
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テーマ:障害のある子どもの進路選択~自分らしいあり方~
日 時:12月4日(月)14:00~16:00
講 師:スモールステップ教室・障がい者グループホームみうらんど
    柴田 まり子 氏
方 法:ZOOM(定員100名)または集合(定員40名)のハイブリッド形式
    集合の場合 三浦合同庁舎 4階 衛生教育室
お申込み、お問い合わせは…鎌倉保健福祉事務所三崎センター保健福祉課 
             電話  046-882-6811 内線342

皆で海に親しむ会を開催しました Report
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8月に、障害児者とその保護者、学習支援事業のご利用者等を対象に開催しました。海遊びやバーベキューを満喫しました。今年も、NPO法人小網代パール海育隊の皆様に、モーターボート乗船体験を実施していただきました。ありがとうございました。

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「自助具(整容編)」
自助具とは、病気や障害によって、不自由になった身体の状態に合わせて工夫された道具のことです。
今回は、整容動作に関わるものをご紹介します。身だしなみを整えることは、身体の清潔を保つことだけでなく、生活の質の向上につながります。
①は櫛です。持ち手が長くなっており、先の角度を調節することで、頭に手が届かなくても髪をとかすことができます。②は、片手だけで爪を切ることができます。③は握力が弱くても持ちやすく、電動で歯磨きをすることができます。(画像は、公益財団法人テクノエイド協会 生活便利用具《自助具》データベースより引用。)
※本記事に関するお問い合わせは☎八七六-八六五五(フレイルサポートセンター)までお願いいたします。


福祉カレンダー
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2023年11月
9日どんまい市立病院販売
10日家族介護教室
15日どんまい市役所販売
16日ボラセンランチ会
24日無料法律相談

2023年12月
7日どんまい市立病院販売
13日どんまい市役所販売
21日ボラセンランチ会
22日無料法律相談

未病サロン情報
その他の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記☎までお問い合わせください。

2023年11月
1日宮川会館
2日日の出会館
2・16日ボラセン
7日シーアイ
7・21日飯森中区
8日海外楽友会
8・22日ボラセン三崎
10日老人福祉保健センター
14日小網代会館
14・27日氏子会館
15日GHみづき
21日暖館・海外区
24日市民交流センター・あんじゅ三崎口

2023年12月
5日シーアイ
5・19日飯森中区
6日宮川会館
7日日の出会館
7・21日ボラセン
8日老人福祉保健センター
12日小網代会館
12・25日氏子会館
13日海外楽友会
13・27日ボラセン三崎
15日市民交流センター
19日暖館・海外区
20日GHみづき
22日あんじゅ三崎口

みうらふれあいサロン情報
2023年11月
8・15・22日城ヶ島区民センター
9・16日勤労市民センター
13・27日初声市民センター
14・28日上宮田県営団地・羊の家
17・24日岬陽小

2023年12月
1・15・22日岬陽小
11・25日初声市民センター
12日上宮田県営団地・羊の家
13・20日城ヶ島区民センター
14・21日勤労市民センター

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
お問い合わせは… ☎888-7347
事務局において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前にお電話にてご予約ください。
本件に関するお問い合わせは…
☎888-7347までお願いいたします。

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。