「社協みうら」第153号

shakyo - 2a楽しくなくちゃ。
ボランティアの基本でしょ。

 

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

 
今号は、この5月に三浦市ボランティア連絡協議会の会長に就任した大井ヨシノさんをご紹介します。大井さんは、手話サークルでの活動だけでなくパッチワークや舞踊も趣味とする粋人です。いつもニコニコ周囲を和ませ「ボランティアは自発的な活動です。自分自身が楽しくなくちゃ。それってボランティアの基本でしょ」と屈託なく答えます。

 
下の朗読動画でも「社協みうら」の記事を楽しめます。
音訳協力:朗読ボランティアサークル「ひばりの会」

 

特集

平成24年度事業報告・決算の概要

みうらの至福人 ― 大井ヨシノさん

「社協みうら」第153号のラインラップ

  • みうらの至福人―大井ヨシノさん
  • 特集・平成24年度事業報告・決算の概要
  • ボランティア・市民活動情報
  • 介護サービス最前線
  • 福祉施設訪問記―ツクイ三浦
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 居宅介護支援(ケアマネジャー)事業所「アンド」本格始動
  • 三浦市でおこなわれたボランティア活動
  • 地域福祉活動―短信(夏休み情報)
  • 福祉カレンダー
平成二十四年度 事業報告・決算の概要
24年度に掲げた重点目標

1 組織体制の強化
2 関係機関・団体との協働による相談
  ネットワーク事業の強化
3 就労支援事業の充実
4 被災地への協力
2013-6-27_15-37-37

会員の皆様、さらに広く三浦市民の皆様には、平素格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、平成二十四年度の概況につきましてご報告申し上げます。
 まずは、重点目標として掲げた四つの取り組みに関しましては、一定の成果をあげることができたものと考えております。とりわけ、職員の「学ぶ」ための取り組みを強化できたことは、個人的にも大きな成果であったと考えております。一方で、諸種の課題が顕在化された一年でもありました。
 深刻な少子高齢化は、人口の減少を招き、一部では限界集落化した地域も現出しております。こうした状況は、三浦市からの補助金や委託料に影響するばかりでなく、本会にとって最も優良な財源である「会費」にも大きな打撃を与え、結果として厳しい財務運営を強いられことになりました。
 おそらくこうした状況は暫く続くに相違ありません。「事業型社協」と揶揄されたこともございましたが、この厳しいご時世だからこそ、地域福祉同様積極的な事業展開により、会員の皆様のご期待に沿えるよう研鑽に努める所存です。以上、甚だ簡単ではございますが、法人を代表しご報告申しあげます。

 川﨑喜正会長 川崎会長3

平成24年度事業報告・決算の詳細は三浦市社会福祉協議会の公式ホームページでご覧になれます。https://www.shakyo-miura.com/まで。

ボランティア情報
☎888-7347

三浦市ボランティア連絡協議会新役員

三浦市ボランティア連絡協議会新役員

 去る五月十七日、第二十三回三浦市ボランティア連絡協議会総会が開催されました。 役員の改選期にあたった同総会には、吉田ひでお三浦市長も来賓として駆けつけ、構成員の日頃からの活動の労をねぎらいました。また、任期満了に伴い退任した高梨テイ元会長に、本会の川﨑会長が感謝の意を込めて花束を贈呈しました。 新しく役員に就任したのは、会長に大井ヨシノさん、副会長に世古久枝さん、書記に深瀬加根さん、会計に日景永子さん、監事に佐藤和子さんという布陣です。  活動助成制度が新しくなります ボランティア・市民活動、当事者団体活動に対する助成制度が新しくなります。 主な相違は①活動費補助方式となり②申請期間が通年となること。③審査の方法も「三浦市民生活向上会議‐ボランティア活動推進部会」がそれを担うことになり、透明性が増し、また、第三者の目が入ることにより公平性が高まる‐といったことが挙げられます。 なお、新制度の説明会を来たる七月九日(火)午後二時より、三浦市総合福祉センター三階多目的ホールで開催します。(杉崎) 杉崎 三浦市ボランティアセンターで、コーディネーターをしている地域福祉係の杉崎です。ボランティアセンターでは、活動費や活動拠点の確保などボランティア関する様々な相談に応じています。 ⇒三浦市ボランティアセンターはこちらです。   

 

介護サービス最前線 ― 三浦市地域福祉センター高齢者デイサービス

阿久津三郎1自慢の作品を手にご満悦の阿久津さん。お孫さんの成長が何よりの楽しみです。

 生まれは東京、育ちは福島県という阿久津さんは、長距離トラックに始まり、観光バス、そして、三浦市で公用車のドライバーとしてキャリアを閉じるまで「運転」を生業としてきました。一方、プライベートでは、卓球・野球・カラオケ・折り紙・盆栽と多彩な趣味の持ち主です。中でも折り紙の腕前はプロ級で、個展を開いたこともあるとか。 阿久津さんの手によって、何の変哲もない「紙」に命が吹き込まれていく様は、神秘的ですらあります。センターには、そんな作品の数々が展示されているのでぜひ一度ご覧になってください。今の楽しみを伺うと「孫の成長だね。それと、ばあさんと二人、健康でいることかな」と照れくさそうに微笑んでくれました。(高坂)
福祉施設訪問記 第2回
   
    石渡百恵所長 ツクイ三浦

通所介護・介護予防通所介護事業所 「ツクイ三浦」
238-0224
神奈川県三浦市三崎町諸磯858-1 ☎046-882-3701


 今年十周年を迎えた「ツクイ三浦」。
「笑顔が一番」をコンセプトに、毎月様々なイベントを開催しています。
「全国うまいもの巡り」は、利用者に旅行気分を味わってもらおうと、介護職からスタートした生え抜きの石渡百恵所長らが企画した催事で、第一弾は京都でした。舞妓姿で利用者を出迎え、桜踊りや琴の演奏で気分を盛り上げたといいます。次回の「大阪編」を心待ちにする利用者も少なくないでしょう。(石井)
三浦市社会福祉協議会が運営する小規模多機能型居宅介護事業所

リハビリのお問い合わせは…
三浦市地域福祉センター
〒238-0235 三浦市栄町23番13号 三浦市立病院の前
☎046-881-7770  担当:石渡

                    元気!社協の職員 File No.2
 理学療法士奥津いずみ    奥津いずみ(理学療法士)

この五月一日から、三浦市地域福祉センターにおいて、要介護高齢者と身体障害者のデイサービスで機能回復訓練を担当しています。病院勤務や訪問リハビリの経験もあるので、それを活かし、利用者の皆様にご満足いただけるようなサービスを提供していきたいと思っています。
理学療法とは、加齢などにより低下した身体機能の維持・回復を図る医療のひとつです。地域福祉センターで実施する各種デイサービスは、他のデイサービスとは異なり、理学療法士による専門的な機能回復訓練を受けられることが特徴です。(本人談)
児童発達支援事業・放課後等デイサービス「HUGくみ」

児童発達支援事業・放課後等デイサービス「HUGくみ」では、日常生活における基本的な動作を習得したり、集団生活に適応するための訓練など個別の療育プログラムを個別支援計画に基づき提供しています。未就学の障害児及び学籍のない18歳未満の障害児が対象です。
ご利用に関するお問い合わせは … ☎046-876-9941
狩倉弁護士のワンポイント法律相談karikura  
: 法律上、未成年者が結婚する場合には両親の同意が必要だと聞きました。では、両親共いない未成年者が結婚するには、どうすればよいのでしょうか? 
「未成年の子が婚姻をするには、父母の同意を得なければならない」と民法七三七条一項に規定されています。この規定の目的は、必ずしも十分な判断力をもってはいるといえない未成年者が結婚するにあたって、父母の同意を婚姻届受理の要件とすることで、未成年者を保護しようという点にあります。なお、父母の一方が同意しないとき、分からないとき、死亡したとき、意思を表示できないときは、他の一方の同意だけで足ります(民法七三七条二項)。
 それでは、両親が共に死亡しているような場合や両親共に所在が不明でその同意を得ることが難しいような場合に、未成年者がどうすればよいのでしょうか。このような場合について民法は規定していませんが、実務上は、父母の両方がいない未成年者が結婚する場合には、父母に代わる者、例えば未成年のための後見人など、誰かの同意は必要とされていません。未成年者を保護しようという目的からすれば、父母の両方がいない場合でも、後見人の同意などを得るといった手続が必要なようにも思われますが、そもそも結婚に関してはできるだけ当事者の自由な意思を尊重すべきとの考えから、父母に代わる者の同意までは要求しない取扱いとなっているのです。(担当弁護士・吉田瑞穂)
居宅介護支援(ケアマネジャー)事業所「アンド」本格始動        Topix

居宅介護支援(ケアマネジャー)事業所「アンド」 三浦市社会福祉協議会(三浦総合福祉センター)では、7月1日より、居宅介護支援事業所「アンド」を本格始動させました。
居宅介護支援事業とは、ケアマネジャーが、要介護高齢者やご家族からのご要望をもとに、介護保険で受けられるサービスの紹介や調整、費用の計算などを代行するサービスです。
居宅介護支援事業所「アンド」では、ご利用者さまのご要望(ニーズ)とサービスを結ぶ「&」の役割を担うことによって、介護に関する様々な不安を解消し「ご安堵」いただくことを使命としています。まずはお電話を!(高井)

      ☎046‐888‐9555(代)
三浦市でおこなわれたボランティア活動          Other articles 

清掃活動

「地域の皆様に喜んでいただけるような活動を展開していきたい」そう抱負を語ってくれたのは、三浦藤沢信用金庫ボランティアサークルふれあいの鈴木功さん。5月18日にも、城ケ島で環境美化運動をおこないました。(杉崎)

農業体験

三浦ライオンズクラブのご厚意で、障害児者を対象とした「農業体験の集い~新じゃがゴロゴロ収穫祭」に参加してきました。クラブのメンバーでもある飯島農園の飯島聡さんの発案で実現したイベントだそうです。参加者も大喜びでした。(杉崎)
福祉カレンダー


2013年7月

 7日 ボランティア等活動助成
10日 金説明会
10日 一級建築士住宅改造相談
18日 みうらふれあいサロン
(三浦市地域福祉センター)
20日 個別療育相談
21日 個別療育相談
21日 ガイドヘルパー養成研修
25日 遊びの広場
きらきらキッズ
25日 みうらふれあいサロン
(三浦市勤労市民センター)
26日 無料法律相談
26日 みうら夏のお泊り会(1泊)
28日 ガイドヘルパー養成研修

2013年8月

 1日 皆で海に親しむ会
 7日 はつらつ花火見学
 7日 青少年問題協議会啓発活動
14日 一級建築士住宅改造相談
15日 みうらふれあいサロン
(三浦市地域福祉センター)
17日 個別療育相談
18日 個別療育相談
22日 みうらふれあいサロン
(三浦市勤労市民センター)
22日 遊びの広場
きらきらキッズ
23日 無料法律相談
25日 わいわいキャベツっ子

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは…
☎888-7347
地域福祉活動 短 信                Brief correspondence


①知的ガイドヘルパー養成研修
地域活動短信1神奈川県ガイドヘルパー養成研修事業認定要綱に基づき移動支援事業従業者の養成研修事業を実施します。
受講料:2万円
於:総合福祉センター



②みうら夏のお泊り会
地域活動短信2発達支援事業所HUGくみの利用者を対象に実施している宿泊体験事業です。
参加費:2,000円
於:総合福祉センター



③皆で海に親しむ会
地域活動短信3自然と接する機会の少ない障害児者を対象に海水浴やバーベキューを楽しみます。
参加費:500~1,500円
於:荒井浜海上亭



④わいわいキャベツっ子
地域活動短信4障害児の余暇支援策として、三浦市在住の高校生を中心としたボランティアと日中支援活動をおこないます。
参加費:500円
於:総合福祉センター



夏休み情報
開催日は、
福祉カレンダーで確認してね。利用の申し込みはお電話で!
☎888-7347

就労継続支援B型事業所どんまい                Advertisement

「就労継続支援事業B型事業」は、一般就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。「どんまい」では、生産活動を「宅配弁当事業」に定め、働く喜び、喜ばれる感動を体感できる事業展開をモットーとしていきます。短時間からの利用も可能であり、利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。(山中)
541-2
アドバイザリー・スタッフ 
発達障害や知的障害に関するアドバイザリー・スタッフをKCNの理事長冨岡貴生(社会福祉法人唐池学園貴志園園長)先生にお願いしています。

どんまいのスタッフ
541-3
パーティーのオードブルやサンドイッチなどの軽食、会議・研修・会合などの昼食プランもお受け致します。その他、特別なご要望がある場合は、電話にてお問合せください。
電話:046-888-7655(直通)
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。