「社協みうら」第211号

みうらの至福人
交通事故ゼロを目指して。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、三浦市交通安全協会会長の髙梨和吉さんです。「小学校の自転車マナー講座の指導や、大根を配って『交通事故大根絶キャンペーン』などの啓発に取り組んでいます。30年近く活動していて一番嬉しかったのは、指導の成果が実り、神奈川県の『交通安全こども自転車大会』に名向小学校が優勝したことです。交通ルールを守ることは、社会の安全につながります。運転する皆様には、ぜひ会員になって、活動を後押ししていただきたいです。」

「社協みうら」第211号のラインラップ

みうらの至福人―髙梨和吉さん

  • みうらの至福人―髙梨和吉さん
  • 特集・三浦海岸駅前にフレサポ・ボラセンが開所
  • 三浦市ボランティア情報
  • 自立支援最前線―地域活動支援センターゆずリハ
  • サロン訪問記
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 三浦市社協ってどんなところ?―三浦市権利擁護センター「いっしょ」
  • 食糧品配布会を開催しました
  • オレンジカフェに来てみませんか?
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー

三浦海岸駅前にボランティアセンター
フレイルサポートセンターが開所
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昨年七月にオープンしたばかりの高齢者デイサービス「フレイルサポートセンター」が手狭になってきたことから、今年二月、広い場所へ移転いたしました。三浦海岸駅の改札を出て左へ六十五メートルほど歩いたところにあります。リハビリに一層力を入れるべく、エアロバイクや階段昇降動作を練習できる歩行訓練台などを新たに設置しました。(写真①②)
「もっとリハビリを頑張りたい。」「駅に近いデイサービスを利用したい。」という方は、ぜひ見学・ご相談ください。
この移転に伴って、フレイルサポートセンターの跡地に「三浦市ボランティアセンター(以下「ボラセン」)」を開所しました。既に、駅前という利便性を活かした取り組みを始めています。写真③は、冬に開催した食糧支援事業の様子です。(本事業については、本誌裏面参照。)今後も、お子様から高齢者まで、地域の方が集まり、活躍する場として、皆様に愛されるボラセンを目指します。
ボラセンの機能としては、▽ボランティア保険の窓口▽ボランティア相談・マッチング・活動拠点▽車いす等の貸出▽福祉教育の相談・受付▽寄付の相談・受付▽共同募金の受付▽ゆめクラブ三浦・三浦市ボランティア連絡協議会事務局▽カフェなどがあります。
カフェには、軽食や駄菓子、淹れたてのホットコーヒーなどのメニューがあります。コーヒーは豆を挽いて作りますので、お待ちいただく時間を活かして、福祉やボランティアについてご相談いただくことも可能です。また、毎週木曜日の十時三十分から未病サロンも実施しています。
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両施設とも小豆色の看板が目印で、三浦海岸駅から歩いて一分以内のところにあります。お気軽にお立ち寄りください。

ご連絡・お問い合わせは…
◆フレイルサポートセンター 上宮田1486-3 ☎876-8655
◆三浦市ボランティアセンター 上宮田1489-3 ☎874-9882

ボランティア保険のお知らせ
全社協ボランティア保険は「社協及びその構成員・会員ならびに社協が運営するボランティアセンターなどに登録されているボランティア、ボランティアグループ・団体」にご加入いただけます。令和五年度の申込み書類が届きましたので、加入希望者は三浦海岸に開所したボランティアセンターまでご来所ください。
取り扱っている保険の種類は以下の四つです。①「ボランティア活動保険」ボランティア個人が被保険者。活動中の事故によるけがや損害賠償責任を補償する。②「ボランティア行事保険」地域福祉活動等の行事における主催者や参加者のけが、主催者の賠償責任を補償する。③「福祉サービス総合補償」在宅・地域福祉サービス中の活動従事者のけがや団体の賠償責任を補償する。④「送迎サービス補償」ボランティアグループや団体がおこなう移送・送迎サービスでの傷害事故を補償する。
プランの詳細やお手続き等に関するお問い合わせは、ボランティアセンター(下記☎)までお願いいたします。

自立支援最前線―
地域活動支援センター『ゆずリハ』
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三浦市在住 田中翔さん
HUGくみ卒業後から、ゆずリハを利用されている翔さん。
暖館のみんなが大好きで「挨拶することが一番の楽しみ」と話します。暖館に到着すると「みんなに挨拶に行こう!」と、すぐにロビーに向かいます。それいけ!やHUGくみのご利用者が到着すると「来たよ~!」と大きな声で知らせてくださいます。翔さんの笑顔と元気な「おはようございます!」や「おかえりなさい!」は暖館の名物で、翔さんの挨拶を心待ちにしているご利用者もいます。
また、歌うことが得意です。「うみ」が十八番で、よく綺麗な歌声を聞かせてくださいます。これからも、元気な声と笑顔で、暖館を元気付けてくださいね。(冨宅)

三浦市社協の紹介動画をYouTubeにて公開中です!
https://youtu.be/ImWKv6wONwY ご覧ください

サロン訪問記 第17回
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サロン訪問記 第17回
未病サロン宮川は、老人会「親和会」の有志が立ち上げ、運営しています。宮川区民会館とライオンズマンション集会所において開催しています。このサロンでは、筋力アップ、関節柔軟、筋伸ばし体操、脳トレなどをおこなっています。活気にあふれたサロンです。
参加者の方は「運動後のお茶と会話がとても楽しい。」と話していました。参加者は、宮川町にお住いの方に限定しています。ご近所に声掛けし、交流や会話をしたい人などが集まって来ています。
下里さんは「今後は『シニアストレッチ』に改称し、さらに参加しやすい集まりにしていきたいです。今まで積み重ねてきた活動を、長く続けられるよう工夫していきたいです。また、民生委員も参加しているので、住民が気軽に相談し合える関係づくりの一助になるといいと思います。」と話していました。(菱沼)
三浦市社会福祉協議会が運営する地域活動支援センター「ゆずリハ」へのお問い合わせは…☎881-7770

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
社協の法律相談は3月24日・4月28日。予約制 ☎888-7347
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狩倉弁護士のワンポイント法律相談
Q:私は長男の嫁ですが、夫の父の看病と介護をおこなっています。夫の父の死亡後、法定相続人ではなくても、このような貢献に対する請求をできるようになったと聞きました。どのような請求ができるのでしょうか。 A:被相続人の財産の維持または増加について特別の貢献をしたとしても、従来は、貢献をした者が相続人であるときに限って寄与分が認められるのみでした(民法九〇四条の二)。しかし、平成三〇年の相続法の改正により、相続人以外の者でも、親族(被相続人の六親等内の血族、配偶者及び三親等内の姻族)であるときは、特別の寄与があれば、相続人に対し、特別寄与料を請求することができるようになりました(同法一〇五〇条一項)。なお、同法の施行は令和元年七月一日であり、同日より前に相続が開始していた場合には適用されません。
ご相談者の場合、夫の父が死亡して同人を被相続人とする相続が開始したのが令和元年七月一日以降であれば、被相続人の長男の妻として、被相続人の三親等内の姻族にあたるため、相続人に対し、特別寄与料の支払を請求することができます。請求の相手方である相続人に対し、無償の看護と介護により、被相続人の財産の維持または増加について貢献しており、その貢献が「特別の寄与」であった旨を主張し、特別寄与料の金額について協議することになります。
協議が整わないときまたは協議をすることができないときには、家庭裁判所に対し、特別の寄与に関する調停の申立を行い、調停の場で協議することになります(同法一〇五〇条二項)。なお、相続の開始および相続人を知った時から六か月または相続開始の時から一年を経過したときには、調停を利用できませんので注意が必要です(同項ただし書)。
調停が不調に終わった場合には、家庭裁判所が審判により特別寄与料の額を決定し(同条三項)、その支払が命じられます。(担当弁護士:西川 啓)

三浦市社協ってどんなところ?
事業紹介「日常生活自立支援事業」
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日常生活自立支援事業
三浦市権利擁護センター「いっしょ」で取り組む「日常生活自立支援事業」についてご紹介します。本事業は、あなたの暮らしの安心をお手伝いする事業です。自分ひとりで、契約などの判断をすることが不安な方やお金の管理に困っている方などが利用することができます
認知症高齢者、知的・精神障害者など、判断能力が不十分な方が対象となります。
福祉サービスを使いたいがどうすればいいかわからない。」「介護保険関係の書類がたくさんくるけど、どう手続きしたらいいのかわからない。」「計画的にお金をつかいたいけれど、いつも迷ってしまう。」「最近もの忘れが多くて預金通帳をちゃんとしまったか、いつも心配。」などのお悩みがある方が対象となります。
まずは、「いっしょ」までご連絡ください。相談や打ち合わせをし、契約となりましたら、大切な通帳などを安全な場所でお預かりいたします。相談料は無料ですが、サービスを利用する際は、料金が発生します。(対象者によっては無料となります。)
一人ひとりが、地域で安心安全に暮らしていくために必要なサポートをしてまいります。(斉藤)

食糧品配布会を開催しました Report
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1月28日、2月4日「フードロス対策!食糧品配布会」を開催しました。「カーブス三浦海岸駅前」などの企業や組織、農家、有志の方から、多くのご寄付をいただきました。
また、旭小学校6年1組は、ちらしを作成して周知し、地域住民から食糧を募り、本会にご寄贈くださいました。授業で「フードロス」について学んだことから、これらの取り組みに至ったそうです。
当日もボランティアや、旭小学校6年1組の有志の皆様にも、配布を手伝っていただきました。
皆様、本当にありがとうございました。お陰様で、合計約120名の方に食糧品等を配布することができました。今まで三浦市社協に関わったことがなかった方にも、足を運んでいただきました。

オレンジカフェに来てみませんか? Information
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オレンジカフェは、認知症の方、その介護者の方、ご近所の方など、どなたでも参加することができ、美味しいコーヒーを飲みながら、誰もがほっと息がつける空間です。
毎月第4火曜日の14~15時に実施していますので、お気軽にお越しください。
お問い合わせは…☎876-7557(おまかせ)までお願いいたします。

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「四十肩・五十肩②」 さて前回は、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の改善には、時期に合った適切な対応をすることが大事になるとお伝えしました。
「炎症期」は、肩関節の筋や腱などが炎症を起こしている時期です。腕を動かしていない就寝時や起床時にも痛みがあることが特徴です。痛みで動かすことができませんが、この時期は、何よりも炎症を抑える・軽減させることが最優先となります。炎症を悪化させないために、痛みのない姿勢を保ちましょう。筋肉を過剰に引き延ばさない、力まない動きを維持することが大切になります。写真①と②は、痛みの出にくい寝姿勢です。挟んでいるのは折りたたんだバスタオルです。写真③と④は痛みの出にくい範囲の運動です。膝に置いた手を、太ももに沿って股関節まで動かし、肘は外側に曲げます。
薬や、関節内注射が必要なこともあります。改善が思わしくない場合は、専門的な治療をおすすめします。(続く)※本記事に関するお問い合わせは☎八七六-八六五五(フレイルサポートセンター)までお願いいたします。


福祉カレンダー
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2023年3月
8日どんまい市立病院販売
16日どんまい市役所販売
24日無料法律相談
28日オレンジカフェ

2023年4月
25日オレンジカフェ
28日無料法律相談

未病サロン情報
その他の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記☎までお問い合わせください。
2023年3月
1日宮川会館
2日日の出会館
3・17日老人福祉保健センター
7日シーアイ・飯森中区
8日海外楽友会
8・22日ボラセン三崎
14日小網代会館
14・27日氏子会館
毎週(木)ボラセン
	
2023年4月
4日シーアイ
4・18日飯森中区
5日宮川会館
6日日の出会館
11日小網代会館
11・24日氏子会館
12日海外楽友会
12・26日ボラセン三崎
18日暖館・海外区
毎週(木)ボラセン

みうらふれあいサロン情報
2023年3月
8・15・22日城ヶ島区民センター
9・16・23日勤労市民センター
13・27日初声市民センター
14・28日羊の家
17日岬陽小

2023年4月
10・24日初声市民センター
11・25日上宮田県営団地・羊の家
12・19・26日城ヶ島区民センター
13・20・27日勤労市民センター
21・28日岬陽小

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
お問い合わせは… ☎888-7347
事務局において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前にお電話にてご予約ください。 感染防止のため、三浦市社会福祉協議会安心館会議室等の貸し出しを休止しております。 本件に関するお問い合わせは… ☎888-7347までお願いいたします。
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。