「社協みうら」第202号

みうらの至福人
まちに愛情をもって、日々できることを。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、三崎下町環境美化促進連絡会幹事の力丸則子さんです。「30年ほど前から、毎朝、三崎地区のゴミ拾いや草刈りをしています。きれいなまちにすることで、微力でも治安をよくしていきたいと思ったことがきっかけです。自分の住むまちに愛情を持って、日々できることに取り組むことは大切だと考えています。県の協力もあり、まちはきれいになってきましたが、海岸には何十ものレジ袋やペットボトルが打ちあがる日もあります。課題について知ることが大切だと思うので、今後はマイクロプラスチックに関する勉強をしていきたいです。」

特集・地域共生社会の実現を目指す取り組みについて

「社協みうら」第202号のラインラップ

みうらの至福人―力丸則子さん

  • 特集・令和二年度事業報告と決算について
  • 三浦市ボランティア情報
  • 福祉施設訪問記
  • 介護支援最前線―どんどん!デイサービスセンター
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 未病ウォーク「三戸の歴史を探る」
  • 共同募金にご協力お願いします
  • 介護福祉士国家試験対策講座
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー

特集・令和二年度事業報告と決算について
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三浦市長に「まごころマスク」のご報告をする職員
社会福祉法人三浦市社会福祉協議会 会長 川﨑 喜正 ごあいさつ
コロナ禍の影響を受けて一部事業に関しましては、苦渋の選択としてその実施を断念せざるを得ませんでした。
こうした暗く沈んだ世相の中で光明もありました。当法人が実施する事業においてクラスターを発生させなかったこともその一つです。また、当法人の職員からも感染者を出すことはありませんでした。逸早く感染対策マニュアルを改訂するなどし、個々の職員がこれを遵守するとともに強力に対策を推し進めた成果かも知れません。
しかし、私が一番誇りに思っていることは、この間、介護保険事業にしても障害児者の自立支援事業にしても、一日たりとも休業することなく事業を継続できたことです。それを支えたのは「現場の職員」です。自らも感染の恐れがありながら、使命感から当該利用者を献身的に介護する職員の姿に心を打たれました。
三浦市と協働した「まごころマスク」募集事業も忘れられません。市内外から多くの善意が寄せられ、それを医療機関や小学校、地域サロンにお届けすることができたことは望外の喜びです。「世の中まだまだ捨てたもんじゃない」と思わせてくれる事業になったのではないでしょうか。
確かに苦難に満ちた一年ではありましたが、一方で三浦市民の皆様の善意が心に沁みる一年でもありました。令和三年五月
決算概要

三浦市ボランティア情報
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三浦市ボランティア情報/寄託
ご寄付ありがとうございます
第一生命様よりDVD「コグニ体操」のご寄付第一生命保険株式会社三浦営業オフィス様から第一生命作成「コグニ体操」のDVD三十枚を市内のサロン向けにご寄付いただきました。市内の未病サロンに順次お届けしています。七月に開催されたなかよし会のサロンで、三浦営業オフィス長 平野雷太様からDVDをお渡しいただきました。ありがとうございました。



「ニナイテカレッジ」が開講します!
三浦市民交流センターで九月から始まる「ニナイテカレッジ」は、本会、三浦市と交流センターが連携し、市民活動をおこなう上で生じる悩み・課題の解決、不足している資源を補うための知識や情報の提供等をおこない、市民と関係団体が協働していく未来をつくるための新たな学びの場です。市民活動のキャリアのさらなるステップアップ、支援者・協力者を得るためのノウハウの学び、これから軌道に乗り始める展開期の団体に共通する組織の運営手法、資金調達、仲間集めの手法などの学び、初動期の市民にちょうど良い基礎的な学びなど、学びたいと思う項目を自由に組み合わせて学べるプログラムとなっています。
また、活動する団体や個人でネットワークが築けるよう、気軽に意見やノウハウの交換ができる場として交流会も予定しています。詳細は三浦市民交流センター「ニナイテ」(☎八四五-九九一九)にあるパンフレットやホームページをご覧ください。

福祉施設訪問記 第35回
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三浦市民交流センター
青木信哉さん
青木信哉さん
青木館長にお話を伺いました。「ベイシア三浦店二階にある当施設は、市民活動の支援、市民等の交流の促進、地域情報の受発信等をおこなっており、市民活動の交流や活動の場としてパッチワークの会、囲碁クラブ、ヨガ教室、会議等でも利用していただいています。施設内では、各種印刷機、フリーWi-Fi、パソコン等の使用も可能です。また、どなたでも自由に使える多目的スペースには、市民の方から寄せられた情報がパネルに掲示してあり、新たな地域の魅力に気付かされる投稿もあります。気軽にお立ち寄りください。コロナ感染予防対策として、入室時には検温、手指の消毒、各研修室等の利用定員を半分にするなど、市民の皆様に安心してご利用いただけるようにしています。今月からは市民活動を展開するための知識の習得・情報共有、交流事業などをおこなう『ニナイテカレッジ』が始まります。今月は『はじめの一歩パソコン講座』『Zoom使い方講座』を開催します。ニナイテを皆様の活動拠点として、地域の魅力や情報を一緒に発信し、三浦を盛り上げていきましょう!」(安留)

介護支援最前線
「どんどん!」へのお問い合わせは…☎854-5820
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川上 敏彦さん「生まれは横須賀市のうわまちです。戦後、十五歳くらいのとき、印刷の仕事のために三崎にやってきました。絵を描くことが趣味で、小学生の頃から描いていました。犬の絵を描く授業で、一人だけ後姿を描いて先生に怒られたことが思い出です。」大人になってからも、二十年くらい続けて東京のコンクールに出品し、何度も入賞するほどの腕前だそうです。最近出品こそしていませんが、市内の飲食店などには、今でも川上さんの絵が飾られています。
「どんどん!」を利用するようになってもうすぐ一年。「リハビリをすると、体の動きが全然違います。」とのこと。もうすぐ九十歳になりますが、年齢を全く感じさせないお元気な姿は、デイサービスで皆さんの良い目標になっています。(山田)

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は9月24日・10月22日。予約制☎888-7347
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狩倉弁護士のワンポイント法律相談Q:飲食店でパートをしています。コロナの影響で時短営業や客足が落ちたことにより、シフトをカットされました。 コロナ前は一日四時間労働で週四日の勤務で働いていました。このようにシフトカットされた場合には、休業手当を貰うことはできないのでしょうか。
また、生活が苦しいので休業に対する給付金等があれば教えてください。 A:労働基準法によると、使用者の責めに帰すべき事由による休業の場合、使用者は、休業期間中、労働者に対して、平均賃金の六割以上の休業手当を支払わなければならないとされています(労働基準法二十六条)。
使用者が労働基準法上の休業手当の支払義務を負うのは、使用者に「責めに帰すべき事由」が認められる場合であるところ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に基づく都道府県知事の要請及び命令を受けた場合のように、休業の原因が事業の外部より発生した場合には、「使用者の責めに帰すべき事由」にあたらず、使用者に対し休業手当を請求できない場合がありえます。
これに対し、新型コロナウイルスの影響で使用者が自主的に時短営業にした場合や客足が落ちたことを理由に休業した場合などは、通常は「使用者の責めに帰すべき事由」にあたり、使用者に休業手当を請求できることになります。
この点、パート勤務でシフト制で働いている労働者については、シフトが決まって初めて労働時間が確定するため、シフトカットは休業にあたらないとも考えられますが、勤務先との間で「週四日勤務」という労働条件が定められていた場合には、労働者において、週四日の勤務を前提として、それに応じた賃金が支払われるものと期待して稼働しているのですから、シフトカットによりその間働くことができず、それにより予定した賃金を得られない場合には、休業手当の支払いを求めることができると考えられます。
なお、新型コロナウイルス感染症及びまん延防止の措置の影響により休業せざるを得ず、かつ、休業手当を受けられなかった労働者は、国から「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」(以下「休業支援金」といいます。)を受けられる可能性があります。休業支援金の申請には申請期限がありますので、早めの対応が必要です。(担当弁護士 井上志穂)

お知らせ「横須賀三浦地区ふれあい広場の中止について」

「例年十一月に、障害のある方と地域の皆様との交流を目的に開催しておりました『横須賀三浦地区ふれあい広場』ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、やむなく中止とさせていただきます。開催を楽しみにされてた皆様には申し訳ございませんが、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。」本件に関するお問い合わせは、ふれあい広場実行委員事務局(三浦しらとり園 山田さん☎八四八-五二五五)までお願いします。

未病ウォーク「三戸の歴史を探る」―Information
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コース:三崎口駅→飯森仲田公園(準備体操)→赤坂遺跡→三戸友澄墓前→光照寺→サンコロ石・三戸浜→「新田次郎」ゆかりの地→三崎口駅 約4.2kmの行程です。
日 時:9月29日(水)9:00~11:15頃(雨天中止)
参加費:300円
持ち物:飲み物・マスク(その他、歩くために必要な物)
お申し込み・問い合わせは…☎888-7347(成田)までお願いいたします。

共同募金にご協力お願いします―Information
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中央共同募金会では、被災者の支援を目的とした「令和3年7月豪雨災害義援金」の募集をしています。
受付期間:7月19日~9月30日
寄付方法:本会窓口への持ち込みまたは受付口座への振込
特定の被災県への支援も可能です。詳細については、赤い羽根共同募金のホームページ(https://www.akaihane.or.jp/saigai/2021-heavyrain07-gienkin/)をご確認ください。
また、今年も10月1日から赤い羽根共同募金が始まります。各区、学校、公共機関の窓口等において、募金活動にご協力をお願いいたします。皆様から寄せられた募金は、神奈川県共同募金会を通じて県内の社会福祉関係団体等に配分されるほか、災害時の支援や義援金に活用されます。

介護福祉士国家試験対策講座―Information
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筆記試験の対策講座を開催いたします。模擬試験もおこないますので、ぜひご参加ください。
日 時:10月19日~1月25日(火曜日/全12日間)18:00~20:00
対 象:市内在住ないし市内の福祉施設勤務の方
費 用:1,000円
持ち物:筆記用具
お申込み・問い合わせは…☎888-7347(研修センター成田・前川)まで

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「床上動作②」
「寝返り」「起き上り」は、生活に必要な動作であるとともに、身体のバロメーターにもなっています。例えば、これらの動作がしづらくなる、もしくはできなくなることは、身体の感覚・柔軟性や筋力の衰えを表します。
寝返り、起き上りをしやすくする方法として、福祉用具の活用があります。まず、寝具の硬さの見直しです。柔らかすぎる布団やマットでは、動きが制限されてしまうことがあります。
次に、手すりやひもを設置するという方法です。新たにベッドを購入せずとも、布団やベッドのそばに設置できる手すりもあります(図参照)。
ちなみに、どんどん!デイサービスセンターでは、寝返り、起き上りの動作が総合的なリハビリになると考え、寝返り、起き上り、四つ這いを取り入れた訓練を実施しております。本件に関するお問い合わせは、どんどん!デイサービスセンター☎八五四-五八二〇までお願いいたします。
「床上動作①」


福祉カレンダー
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2021年9月
2日・30日どんまい市立病院販売
15日どんまい市役所販売
24日無料法律相談
2021年10月
22日無料法律相談

未病サロン情報
その他の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記☎までお問い合わせください。
2021年9月
2日日の出会館
7日シーアイ・飯森中区
9日海外会館・宮川会館
14日小網代会館
17日そんぽの家三浦
21日暖館・飯森中区
24日市民交流センター
27日氏子会館
毎週金曜日老人福祉保健センター
	
2021年10月
5日シーアイ・飯森中区
7日日の出会館
12日小網代会館
14日海外会館・宮川会館
15日市民交流センター、そんぽの家三浦
18日氏子会館
19日暖館・飯森中区
毎週金曜日老人福祉保健センター

みうらふれあいサロン情報
2021年9月
8・15・22日城ヶ島区民センター
9・16日勤労市民センター
13・27日初声市民センター
14・28日上宮田県営団地 南下浦市民センター
17・24日岬陽小

2021年10月
1・15・22日岬陽小
11・25日初声市民センター
12・26日上宮田県営団地 南下浦市民センター
13・20・27日城ヶ島区民センター
14・21・28日勤労市民センター

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

事務局において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前にお電話にてご予約ください。

生活福祉資金(新型コロナウイルス関連の貸付)に関するご相談も、まずはお電話くださいますようお願いいたします。相談スペースの確保と感染防止のため、三浦市社会福祉協議会安心館会議室等の貸し出しを休止しております。

本件に関するお問い合わせは…
☎888-7347までお願いいたします。

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Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。