「社協みうら」第200号

みうらの至福人
つながって、存在意義を見出す。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、大森美城雄さんです。「現役時代は仕事中心で『地域社会のために何もしてこなかった。地元のことをもっと知りたい。』と思い、定年退職後、自治会活動に励むようになりました。今は、民生委員と地域防災委員、それから『サロン ド シーアイ』というサロン運営をしています。一つのマンションの中にも、様々な支えあいがあります。もし、サロンという一つの支えあいに興味が湧かなくても、自分が参加できる組織を見つけて他者とつながり、自身の存在意義を見出す人が増えるといいと思います。」

特集・令和3年度事業計画並びに収入支出予算書について

「社協みうら」第200号のラインラップ

みうらの至福人―大森美城雄さん

  • 特集・令和3年度事業計画並びに収入支出予算書について
  • 三浦市ボランティア情報
  • 市民活動訪問記
  • 介護支援最前線―居宅介護支援事業所アンド
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 三浦市社協ってどんなところ?
  • 介護職員初任者研修を開催します
  • ボランティア活動推進部会を開催しました
  • 交流センターまつり・市民活動デイが開催されました
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー

令和三年度事業計画並びに収入支出予算書について
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令和三年度社会福祉法人三浦市社会福祉協議会事業計画並びに収入支出予算が決定しました。 【事業運営方針】 コロナ禍にあっても、当法人は、介護・障害福祉サービスと相談支援の手を止めることはありませんでした。引き続き、より安全なサービスの提供に努めて参ります。 地域福祉のあり方が変わりゆく今、「思うように活動できない」と諦めず、ニーズを観察し、企画し、動き始めることが大切であると考えます。試行錯誤を重ねることが、ポストコロナにおいても、住みやすいまちづくりにつながると信じています。社会福祉協議会は「住民が主役の福祉のまちづくり」をおこなう団体です。主役である住民の皆様におかれましては、まずは健康第一でお過ごしいただきたく存じます。 ポストコロナとなった際には、改めて一緒に活動させてくださいますようお願い申し上げます。 【重点事業】 一 コロナ禍に対応した新しい地域福祉の創造 コロナ禍によって、フレイル(虚弱)や認知症の予防が妨げられています。そこで、少人数のトレーニングと、インターネットによる個別トレーニングを組み合わせた認知症・フレイル予防をおこないます。 二 ICTリテラシーの向上とICTの地域福祉化に向けた調査研究 ICTとは、コンピュータやネットワークに関連する諸分野における技術・産業・設備・サービスなどの総称をいいます。ICTリテラシーとは、ICTの活用・操作能力に加え、メディアの特性を理解する能力、送り手の意図を読み解く能力、メディアを通じたコミュニケーション能力まで含む概念をいいます。令和三年度は、これらの調査研究期間に位置づけ、利活用や普及について検討します。 【予算】 以下のグラフをご参照ください。
令和3年度予算の概要

ご寄付ありがとうございます
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ご寄付ありがとうございます飛行機模型の第一人者として知られる柏木光雄(写真左)さんより、模型をご寄付いただきました。「大空への夢を抱く障害者を応援したい!」という目的だったため、飛行機好きの田村一輝さんに配分し、大変喜ばれました。また、「カーブス三浦海岸駅前」より、フードドライブ(家庭の保存食料を募り、食料を必要としている人に寄付をする活動)で集まった約百㎏の食料品をいただきました。生活困窮者自立支援法事業等で活用させていただきます。ご寄付いただいた皆様、ありがとうございました。

みうらガイド協会「三浦の散歩道」のご紹介
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三浦市内の観光ガイドをおこなう「みうらガイド協会」が、設立二十周年を記念して「二十周年の歩み」と「三浦の散歩道」の冊子を発行しました。中でも「三浦の散歩道」は、市内の名所旧跡の情報満載で、冊子を片手に散策したくなる内容です。市立図書館、市民交流センター等で閲覧できます。

ボランティア保険の加入手続きはお済みですか
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全社協ボランティア活動保険及び行事保険は「社協及びその構成員・会員並びに社協が運営するボランティアセンターなどに登録されているボランティア」にご加入いただけます。活動保険は、活動中の事故によるけがや、損害賠償責任を補償します。行事保険は、地域福祉活動等の行事における主催者や参加者のけが、主催者の賠償責任を補償します。行事開催の一週間前までの手続きをお願いします。お問い合わせは、ボランティアセンター(下記☎)までお願いします。
三浦市ボランティア情報/寄託

市民活動訪問記
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三浦市ボランティア連絡協議会
深瀬加根会長―どのような団体ですか? 市内で活動しているボランティア団体や個人が所属する協議会です。「明るく、楽しく、無理せず」をモットーとしています。三浦市のボランティア間の連絡調整、連携強化ならびに地域福祉の増進を図ることを目的としています。個々の団体では開催しにくい研修会や親睦会などを企画・開催しています。現在、十二の団体会員と八名の個人会員がいます。 ―今年度はどのような活動を考えていますか? 設立から三十年を迎えるので、記念になる企画を検討しています。また、会員同士の交流も兼ねて、海岸清掃活動に参加する予定です。今後も、会員の希望を活動に反映させていきたいです。 ―最後にPRをお願いします。  もっと多くの団体や個人の方に会員になっていただきたいと思っています。若い方も大歓迎です!ボランティア団体同士のつながりはとても大切なことだと感じています。団体の会員の研修や親睦を深める機会として、また、他の団体と交流する機会として「ボラ協」をご活用いただけたら嬉しいです。

介護支援最前線
「アンド」へのお問い合わせは…☎884-8722
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江㞍 浩さん 「どんどん!デイサービス、楽しいですよ。」と笑顔でお話しされる江㞍さん。昨年から歩行改善と体力回復のため、デイサービスの利用を始めました。「しっかり歩けるようになりたい。現役時代は地域貢献できなかったので、歩けるようになったら、小学生の登下校の見守りをしたい。」という目標を持ち、週一回どんどん!デイサービスセンターを利用してリハビリに取り組んできました。また、自宅入浴に不安があるということなので、それいけ!デイサービスセンターも併用しています。 現在は、自宅の庭を歩くことや、自宅でも入浴できるようになりました。「夏頃には、趣味の油絵を再開したい。」江㞍さんのやりたいことが続けられるように、ご本人の状態や意向を伺いながら支援していきたいと思います。(齋藤)

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は5月28日・6月25日。予約制☎888-7347
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狩倉弁護士のワンポイント法律相談Q:数年前に知人にお金を貸しました。すぐに返すという約束でしたが未だに返済してくれません。メモ書き程度の借用書を書いてもらいましたが、この借用書で返済の請求をすることができるでしょうか。 A:金銭の貸し借りは、民法上、金銭消費貸借契約(民法五七八条)にあたり、返還請求が法的に認められるためには、①返還を約束したこと、②実際に金銭を渡したことを貸主の側で立証できなければなりません。メモ書き程度の借用書であったとしても、記載内容から、借主が金銭を受け取ったこと、受け取った金銭の返還を約束したことが明らかであり、借主自身による署名・捺印があることなどにより、借主自身が作成したものであることが明らかであれば、上記①②を証明する資料となり得ます。記載内容からは返還の約束が明確でないとか、借主本人の署名等がなく、本人が作成したことが明らかではないといった場合は、証明する資料とはなり得なくなってしまいます。借主が返還しない場合には、訴訟による返還請求を検討することになりますが、判決で返還請求が認められたとしても、相手方が判決に従わず、支払わない場合には、相手方の財産を差押える強制執行手続が必要となり、相手方に資力がない場合や相手方の財産が不明な場合には、回収することができなくなってしまいます。メモ書き程度の借用書であっても、金銭の返還を求める根拠資料とはなり得ますが、回収が困難となる場合が少なくありませんので、貸付は慎重に行い、資力に心配がある場合には安易に貸付は行うべきではありません。(担当弁護士 木村悠)

三浦市社協ってどんなところ?
事業紹介「児童発達支援事業所HUGくみ」
videobg1 「児童発達支援事業所HUGくみ」
「HUGくみ」は、障害を持つお子様とご家族のためのサービスです。放課後や長期休暇に通所し、手芸工作、運動、宿題等をします。三~十八歳と幅広い年代が集まるので、学校や家庭では体験できない人間関係を持てることが特長です。ご利用の皆様には、運動会、クリスマス等の季節の催しや、体育館を借りての運動が好評です。また、館内にある高齢者デイサービス等との交流もあり、大きな家族のようなあたたかいコミュニティの中で過ごせることも特長の一つです。活動を通じて、協調性や社会性等の必要な力をつける支援をしています。なお、法人内に地域活動支援センターや就労支援センターがあるため、学齢期以降も、ご利用者様が慣れ親しんだ環境で、切れ目のない支援を受けていただくことができます。 お子様には、喜びや楽しみ、たまの挫折も含めて色々な経験をすることで、たくましく成長していただきたいと考えます。また、ご家族と一緒に考え、悩み、寄り添う支援を目指します。ご利用を検討されている方は、まずは「エール」等の相談支援事業所にご相談ください。(佐藤)

介護職員初任者研修を開催します―Information
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介護職の基本知識・技術を習得するための研修です。介護職未経験の方も、ぜひお問い合わせください。 日 時:6月16日~9月24日(月・水・金曜日の18:00~21:00) 場 所:三浦市社会福祉協議会安心館 費 用:35,000円(テキスト代込) 対 象:16歳以上の方 お申込み・お問い合わせは…☎888-7347(成田・前川)まで。

ボランティア活動推進部会を開催しました―Report
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 三浦市民生活向上会議ボランティア活動推進部会を、2月8日に開催いたしました。緊急事態宣言下ということもあり、全委員オンライン参加というスタイルでの初めての会議となりました。改めて会議の役割を確認し、部会の今までの活動の振り返りをおこないました。

交流センターまつり・市民活動デイが開催されました―Report
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交流センターまつり・市民活動デイが開催されました
会場の「密」を避け、安全に開催するため、オンラインを併用し新しいスタイルで開催されました。 3月14日から市民活動ウィークとして交流センターでの展示や販売をしたほか、特設サイトで団体アピール動画やライブ動画が配信され、42の市民活動団体が参加しました。イベント当日の3月21日は、センターと市役所をオンラインでつなぎ、セレモニーと市民活動促進ポイント大抽選会がおこなわれました。当法人は本イベントを共催し、抽選に協力しました。また、会場でフレイルチェックの簡易版「イレブンチェック」を実施しました。

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「靴②」
靴について日常的に気を付けるポイントをご紹介します。
靴を履く動作は手が届きにくいことから、結果として緩くて履きやすい靴やかかとのない靴を選んだり、かかとをつぶして履くことになりがちです。しかし靴は、足だけではなく身体全体への負担やバランスに大きな影響を与えているため、足に合ったものを選ぶことをお勧めします。
脱ぎ履きが楽になる工夫として、例えば、履くときだけでなく、脱ぐときにも靴べらを使用すると楽になることがあります。さらに、自宅であれば足置き台を置くと、安全かつ楽に着脱できるようになります(図①)。
また、かかとにひもを付けて引っ張りやすくしたり(図②)、マジックテープやチャックがついた靴を選ぶと、足の甲を固定しやすくなります。
理学療法では、足の形や症状に合わせて、その方に合わせた靴を作製したり、中敷きをするなどして、痛みの軽減や姿勢の調整をおこなうこともあります。
 どんどん!デイサービスセンターでは各個人の歩行評価とともに、必要な歩行補助具・装具選択・介助方法の指導を実施しております。是非お気軽にご相談ください。


福祉カレンダー
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2021年5月
28日無料法律相談
2021年6月
16日介護職員初任者研修初日
25日無料法律相談

未病サロン情報
その他の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記☎までお問い合わせください。
2021年5月
11日シーアイ・小網代会館
13日海外・宮川会館
18日暖館・飯森中区、菊名会館
毎週金曜日老人福祉保健センター
	
2021年6月
1日シーアイ・飯森中区
8日小網代会館
10日海外・宮川会館
11日市民交流センター
15日暖館・飯森中区、菊名会館
毎週金曜日老人福祉保健センター

みうらふれあいサロン情報
2021年5月
10・24日初声市民センター
11・25日上宮田県営団地、南下浦市民センター
21・28日岬陽小
12・19・26日城ヶ島区民センター
13・20・27日勤労市民センター

2021年6月
4・18・25日岬陽小
8日上宮田県営団地、南下浦市民センター
9・16・23日城ヶ島区民センター
10・17・24日勤労市民センター
14・28日初声市民センター

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

事務局において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前にお電話にてご予約ください。

生活福祉資金(新型コロナウイルス関連の貸付)に関するご相談も、まずはお電話くださいますようお願いいたします。相談スペースの確保と感染防止のため、三浦市社会福祉協議会安心館会議室等の貸し出しを休止しております。ご協力をお願いいたします。
https://www.shakyo-miura.com/index.htmlからご確認ください。生活福祉資金特例貸付に関する情報等も、こちらからご確認いただけます。ご協力をお願いいたします。

本件に関するお問い合わせは…
☎888-7347までお願いいたします。

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Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。