「社協みうら」第199号

みうらの至福人
安全・安心で、住みやすいまちに。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、三浦地区保護司会会長の今井正純さんです。「保護司は、犯罪をした人などが社会の中で更生していく支援をおこなう国家公務員であり、ボランティアです。更生した方から『仕事に就いて、頑張っています』『結婚しました』などの報告を受けると、活動してきてよかった、と思います。犯罪をした人は、不安を抱えています。寄り添って、その不安を解消していきたいです。この地道な活動から、三浦市を少しずつ安全・安心で住みやすいまちにしていきたいです。」なお、保護司会については、内面「市民活動訪問記」でご紹介します。ぜひご覧ください。

特集・令和二年度社会福祉功労者表彰について

「社協みうら」第199号のラインラップ

みうらの至福人―今井正純さん

  • 特集・令和二年度社会福祉功労者表彰について
  • 三浦市ボランティア情報
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 介護支援最前線―それいけ!デイサービスセンター
  • 市民活動訪問記
  • 元気!社協の職員
  • 社会福祉協議会で働きませんか?
  • 活動評価促進部会を開催しました
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • お知らせ

令和二年度社会福祉功労者表彰について
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表彰・感謝の対象となった皆様をご紹介いたします。(順不同・敬称略。)
【表彰】 ▼出口正雄(三浦地区保護司会)▼岩元真弓・相澤浩一・板倉光洋・宮川修司(社会福祉法人啓生会) ▼奥村敦子・西本久美子(社協職員) 【感謝】 ▼筒井高徳(三浦腎友会)▼齊藤剛(鎌倉三浦地域里親会)▼石渡志津子(ひばりの会) ▼藤岡和子・宮川角夫・平野正美・田村ヒサ子(みうらガイド協会) ▼天理教横須賀支部三浦地区代表鈴木寧夫▼海南神社祭囃子保存 楽囃会  残念ながら今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、式典を開催することができませんでした。受賞された方からコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。  宮川角夫様のコメント「みうらガイド協会の会員として三浦市の観光活動に参加しています。当会は『うらり』の案内所における観光案内、魚市場見学案内、城ケ島や史跡の案内、そして各種のお祭りの手伝い等をしています。ガイドの際は、郷土の歴史と自然の美しさが伝わるよう、力を入れています。来訪した人達との会話を通じた、ふれあいが楽しいです。今回、長年の功績が認められ、大変嬉しく思っています。これからも、三浦の観光業務に貢献したいと思います。」  写真(左上)はみうらガイド協会が案内する「未病ウォーク」の様子です。(右上)は、鈴木寧夫様に感謝状をお渡しした際に撮影したものです。  この度は、おめでとうございます。また、いつも三浦市の福祉推進のために活動していただき、誠にありがとうございます。皆様が今後も健やかに、ご活躍されることを祈っております。

市民交流センターまつり・市民活動デイ
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 今年度の市民活動デイは、会場の「密」を避け、安全に開催するため、オンラインを併用し新しいスタイルで開催します。市民活動アピール動画、音楽のライブ配信などをご覧いただけますので、ぜひご参加ください。
 また、三月十四日から一週間を「市民活動ウィーク」とし、市民活動にまつわる先行展示をおこないます。
 「市民活動ウィーク」は三月十四日(日)~二十日(土)九~二十一時(※変更の可能性あり)、「市民交流センターまつり・市民活動デイ」は三月二十一日(日)十時~十五時です。
 いずれも、開催場所は市民交流センター(ベイシア三浦店二階)です。詳しくは、市民交流センター(☎845-99-9)までお問い合わせください。

ボラ協 感染症対策研修をおこないました
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 ボラ協(三浦市ボランティア連絡協議会)は、日々の活動に活かすべく、「市民活動における感染対策」の研修会を、昨年十二月十日に実施しました。
 ボラ協の会員以外に、三浦市ボランティアセンターに登録する団体・個人にも周知し、オンライン配信もおこないました。会場二十名、オンライン二名の参加がありました。
 鎌倉保健福祉事務所三崎センターの金髙久美子保健福祉課長と井上真光人技師から、感染症の基礎知識や、対策の基本であるマスクの着用・手洗いに関する講義と実技指導を受けました。参加者からは、「タイミングの良いテーマで、大変参考になった。」「わかりやすかった。」との声がありました。


狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は3月26日・4月23日。予約制☎888-7347
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Q:親から相続した土地を売却したいのですが、隣地との筆界がはっきりしていないようです。筆界が不特定なままだと、買い手が現れなかったり、売却価格が下がってしまうと聞いたことがあります。筆界を明らかにするためにはどうすればいいのでしょうか。 A:土地の筆界が不明瞭の場合、隣地との間で越境に関連するトラブルが生じるおそれがありますし、土地を売却するにあたっては、原則として、売主に境界を明示する義務があります。筆界が不明瞭なままの売買には、相談者が懸念されるような問題が生ずる可能性があります。  筆界を確定するためには、まず、隣地所有者に立ち会ってもらい、隣地所有者との合意により筆界確認書を取り交わすことが考えられます。隣地所有者に納得してもらうためには、不動産登記事項証明書、公図、地積測量図などの各種資料や、現地の測量結果などを示して、相談者の主張する筆界が正当なものであることを示す必要があります。  隣地所有者が何らかの理由で立会いを拒否し、合意による筆界確認がかなわない場合には、法務局の筆界特定制度を利用できます。筆界特定制度とは、土地の所有者として登記されている人などの申請に基づいて、筆界特定登記官が、外部専門家である筆界調査委員の意見を踏まえて、現地における筆界の位置を特定する制度です。  筆界特定制度の結果に納得できない場合には、裁判所に境界確定訴訟を起こして、結果を争うこともできます。(担当弁護士 伊藤安耶)

介護支援最前線―「それいけ!」へのお問い合わせは… ☎881-7770
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 それいけ!デイサービスセンターに通所し、約半年が経過したシゲ子さん。周りのご利用者様と積極的にコミュニケーションをとり、デイサービスをいつも明るい雰囲気にしてくださいます。  「リハビリとレクリエーション、利用者の皆さんとの交流がとても楽しみです。取り留めのない話でも、なぜか笑顔になってしまう。家で過ごすことが多い私としては、皆さんと一緒にいるだけで満足です。」今後の目標を伺うと「健康を保ち、デイサービスの通所を続けたいです。そして、生まれ育った家で、いつまでも生活していきたいです。」と話されました。  それいけ!デイサービスセンターは、今後もご利用者様一人ひとりにご満足いただけるサービスを心掛けていきます。(鈴木)

市民活動訪問記
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―どのような方が保護司をしていますか?  自営業、元学校の先生、僧侶、神官など様々です。職業の制限はありませんが「社会的に信望を有する」など条件があります。また、時間に融通が利くことが望ましいです。  ちなみに、保護司になるには、地区保護司会からの推薦を受け、選考会などを経て、法務大臣から任命を受ける必要があります。 ―会として、どのような活動に力を入れていますか?  犯罪を予防するための活動に力を入れています。保護司は「社会を明るくする運動」という、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動に取り組んでいます。例えば、みうら市民まつりにおける啓発活動や、花火大会や祭礼におけるパトロールを実施しています。  それから「社会を明るくする運動」の作文コンクールがあり、その運営に協力しています。市内小中学生から多くのご応募をいただいています。「運動」の趣旨に沿って書く必要があり、なかなか難しいテーマだと思っています。それでも、年を重ねるごとに、生徒の皆様の理解が深まっていく様子がわかり、とても興味深いです。 ―最後にPRをお願いします。   会や保護司について、少しでも知っていただけるとありがたいです。犯罪・非行の予防や更生には、地域住民や企業の皆様のご協力が欠かせません。これからも、様々な組織と手を取り合って、活動していきたいと思います。

元気!社協の職員 File No.47
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齋田 聖子(地域福祉課長・生活支援コーディネーター)  生活支援コーディネーターになり、もうすぐ四年になります。その前の部署で働いていたときに、健康診断でがんが見つかり、手術と治療のため八ヶ月の休職を経て、仕事復帰となりました。 自分なりに頑張ってきた仕事を休職し、大きな悲しみを感じていたので、復帰の際は、もう一度この三浦市で、地域のために仕事ができることを何より嬉しく思いました。  生活支援コーディネーターの役割は、「地域包括ケアシステム」という、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくことのできる仕組みにおける、住民主体の取り組みを支援することです。サロンづくりなどの支援において「近所の人達と交流や体操ができる集まりをつくりたい」「老人会を再結成したい」といった住民の皆さんの前向きな思いに触れると、たくさんのエネルギーを感じ、元気が出ます。  コロナ禍であっても、どうしたら地域のつながりを維持していけるのか、皆さんと考えながら、これからも前向きに仕事に取り組んでいきます。(本人談)

社会福祉協議会で働きませんか?―Information
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地域福祉を推進する「社会福祉協議会」の職員として、一緒に働いてみませんか? ①共生サービスセンター暖館 介助員(小網代1369-3)  高齢者・障害児者の支援をおこなっています。事業所間の交流行事の機会が多いことが特長です。 こんな人におすすめです▼色々な年代のご利用者様とコミュニケーションを取りたい方▼神奈川県初!「共生型サービス」を提供する施設で働いてみたい方▼運転が得意な方▼陶芸や木目込みなど、創作活動を補助できる方 ②小規模多機能型居宅介護事業所はつらつ・湯ごころ 介助員(菊名1258-3)  デイサービス・ホームヘルプ・ショートステイを組み合わせ、高齢者の生活を支えるサービスを提供します。 こんな人におすすめです▼住み慣れた我が家で、安心して暮らし続けるためのお手伝いをしたい方▼定員15名と小さなデイサービスに興味のある方▼夜勤でしっかり報酬を得たい方 ③どんどん!デイサービスセンター 介助員(下宮田601-6)  「要介護状態からの卒業」を目指す、リハビリ特化型のデイサービスです。 こんな人におすすめです▼体を動かすのが好きな方▼運転が得意な方▼駅近で働きたい方 今回募集しているのは、「パート職員」です。資格と経験により給料は異なります。また、就業後の実績により、正規職員登用の可能性もあります。 お問い合わせは…☎888-7347(事務局)までお願いいたします。

活動評価促進部会を開催しました―Information
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   三浦市民生活向上会議活動評価促進部会を、昨年12月14日に開催いたしました。「三浦市民生活向上会議」は、住民主体の地域福祉活動の推進などを目的としています。活動評価促進部会では、主に「地域福祉活動計画」の進捗管理をおこないます。今回は、一部にWEB会議システムを使用し、同計画の意義に関する勉強会を実施しました。

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「靴」
今回のテーマは、身近な道具である「靴」です。
靴の役割は、足の関節や筋肉の働き方、重心の位置に与える影響が大きく、姿勢変化や転びやすさ、疲れやすさにつながっていることがあります。
まずは靴選びのポイントについて解説します。
①靴の大きさ…足指の長さ・横の幅・足の甲の高さなど、人それぞれに特徴があります。着脱のしやすい緩い物を選びがちですが、靴の中で足がずれないもの、また足の甲をしっかり押さえられるものを選びます。
②かかとの固定性・土踏まずの安定性…足部の機能が低下している方には、足首を安定させることが重要です。そのためには、土踏まずが潰れて偏平足になってしまわないよう支えられるもの、かかと部分が倒れないように硬さのあるもの・芯が入っているものが安定します。
③足指の動き・感覚の正確さ…足の指で地面を掴む動きができることが大切です。指先や指の付け根が締め付けられて痛みやしびれがあると、感覚を掴めず、転びやすくなります。
④安定性のある靴底…靴の底は、直接地面と接する部分です。靴底の滑りにくさはもちろんですが、接触面積の広いほうが安定します。特にかかと部分が足幅よりも狭い物は、左右に倒れやすくなります。 以上のポイントを踏まえて、実際に履いて歩いてみる。可能であれば、靴を履いた状態で片脚立ちやつま先立ちを安定して楽にできるものが自分に合っている靴だと考えられます。(続く)

お知らせ
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緊急事態宣言発出を受け、2月10日現在、「未病サロン」「みうらふれあいサロン」の実施日は未定となっておりますのでご了承ください。同じく、事務局及び相談支援課において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前に必ず事業所までお電話にてご予約ください。  生活福祉資金(新型コロナウイルス関連の貸付)に関するご相談も、まずはお電話くださいますようお願いいたします。  また、三浦市社会福祉協議会安心館(会館)の使用を休止しております。期間等については https://www.shakyo-miura.com/index.html からご確認ください。ご協力をお願いいたします。  本件に関するお問い合わせは…☎888-7347までお願いいたします。
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『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

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発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。