「社協みうら」第190号

みうらの至福人
あらゆる方法で、海の素晴らしさを伝える。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、NPO法人小網代パール海育隊理事長出口浩さんです。「私たちは、真珠貝の養殖体験を主軸に、アマモ(海藻)の再生、稚魚放流などを通して、海の大切さ、素晴らしさを体験する海洋教育をおこなっています。昨年から『皆で海に親しむ会』でモーターボートを出して、乗船に協力しています。お願いされて始めたことですが、いざやってみたら、乗った皆さんに喜んでいただけて、こちらまで嬉しくなってしまいました。」

特集・9月15日 地域をつなぐ はつらつフェスタについて

「社協みうら」第190号のラインラップ

みうらの至福人― 出口浩さん

  • 特集・9月15日 地域をつなぐ はつらつフェスタについて
  • 三浦市ボランティア情報
  • 介護支援最前線―小規模多機能型居宅介護事業所はつらつ
  • 福祉施設訪問記-ツクイ・サンシャイン三浦
  • 元気!社協の職員
  • 紙オムツ助成事業のお知らせ
  • 介護福祉士国家試験(筆記)対策講座
  • 家族介護者を支援する人材育成モデル研修
  • 体験!健康づくり活動のススメのお知らせ
  • 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー

九月十五日 地域をつなぐ はつらつフェスタ
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今年も、「食べて、楽しんで、学んで、元気!」をテーマに、「地域をつなぐはつらつフェスタ」を開催します。
◇食べる 三崎の大人気店「くろば亭(TVでも話題のまぐろ料理と三崎の地魚の名店)」の出店を筆頭に、就労支援センター「どんまい」によるひじき入り卯の花コロッケ、NPO法人ぴあ三浦がマグロかつバーガーを販売します!他にも焼きそば、フランクフルト、餃子、綿菓子といったB級グルメが“安心館”に集結します!ただし、前売り券でしかお買い求めになれない商品がありますので、ご了承ください。 ◇楽しむ 三小ソーランをはじめ、フラダンス、三浦シティ・ウインドオーケストラによる楽曲の演奏などの楽しいアトラクションも目白押しです。 ◇学ぶ 日本ノーリフト協会による「持ち上げない看護・抱えあげない介護」に関する講習会に加え、運動と脳トレを組み合わせたエクササイズ「ライフキネティック体験会」も同時開催します。ライフキネティックは、体と頭の様々な部分を活性化する、新鮮な体験ができます。お子様~ご高齢の方まで、どなたでもご参加いただけます。三浦市出身の公認トレーナー渡辺亜紀さんが指導にあたります。当日参加も可能ですので、奮ってご参加ください! ◇元気! 市民交流センターにおいて、体組成や骨密度等の健康測定も実施します。保健師や管理栄養士によるアドバイスも受けられます。「小網代の森de未病ウォーク」も同時開催します。未病ウォークとは、三浦市の豊かな自然を満喫しながら健康増進を図るものです。本記事に関するお問い合わせは☎八八八-七三四七までお願いいたします。
【日時】 9月15日(日) 10:30~14:30 【場所】 三浦市社会福祉協議会安心館 (菊名1258-3)

夏のイベントを実施しました
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 地域の皆様のご協力の下、夏ならではのイベントを開催いたしました。七月二十五~二十六日、障害児を対象に「夏のお泊まり会(中高生の部)」を実施いたしました。参加者は十二名。(株)リビエラリゾート・シーボニアマリーナにおいて、マリンスポーツの体験をおこなう「海洋アカデミー」やプールを楽しみました。また、八月二日は、荒井浜の海上亭において、障害者や学習支援事業参加者及びその家族等を対象に「皆で海に親しむ会」を開催いたしました。参加者は三十一名。表紙でご紹介した、出口浩さんの運転するモーターボートに乗船しました。ご参加・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

ボラ協 市民交流センターを見学しました
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三浦市ボランティア連絡協議会の研修として、「三浦市民交流センター」の見学会を実施しました。参加者は三十名。また、同センターの一角にある「小網代の森インフォメーションスペース」において、NPO小網代野外活動調整会議の活動について学びました。

介護支援最前線―小規模多機能型居宅介護事業所はつらつ
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藤沢の商店街で雑貨商を営む家族の、五人兄弟の末っ子として生まれ育った落合さん。はつらつでは、よく読書をして過ごされています。「昔から読んでいるので、癖になっているんですよ。」幼少期は、お姉さんとお手玉や手遊びをしたり、外で友達とかくれんぼをして遊んでいたそうです。「母は明るく優しい、お喋りな人で、私は母と一緒にお買い物に行くのが好きでした。」と懐かしそうに話されました。二十代の頃、水墨画を習っていたとのことで、はつらつで取り組んだ塗り絵は、色づかいや明暗の表現がとても綺麗です。今でもその技術が活かされているのを感じます。落合さんは、いつもはつらつご利用者の皆様の聞き役になってくれています。「ここは賑やかで、色んなお話が沢山聞けるから楽しいですよ。」と、穏やかな笑顔で教えてくれました。(西村)

福士施設訪問記 第31回
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「ツクイ・サンシャイン三浦」は、介護認定のある方も自立の方も入居でき、二十四時間介護職員による見守り体制がある介護付き有料老人ホームです。管理者の小代田さんにお話を伺いました。「家庭的な食事の提供や、生活を豊かにするレクリエーションの他、日常生活動作の機能訓練にも力を入れています。退院後すぐに入居した方が、機能訓練の甲斐あって、自宅での生活に戻ることができた例もあります。ここに施設があることで、地域の人に安心してもらえたら何よりです。ご家族の介護で困ったり、ご自身の将来の生活で悩むことがあれば、いつでも気軽に相談に来て欲しいと思います。」(齋田)

元気!社協の職員 File No.39
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花沢 京美(居宅介護支援事業所「アンド」管理者) 父が空手の師範だったからでしょうか、子どもの頃から運動が大好きでした。そのまま大人になった私は、エアロビクスのインストラクターをやっていました。好きが高じて、ボディビルの小さな大会で二位になったこともあります。その後、縁あって福祉職に就きました。今は「アンド」で、介護や介護保険に関する様々なご相談を承っています。要介護の方を対象にケアプランを作りますので、検討されている方、お困りの方はお気軽にご相談ください。 ちなみに、今年のはつらつフェスタは、九月十五日です。「アンド」では、かき氷を販売します。キンキンに冷えたかき氷は、お得な「前売り券」でのみ引き換えることができます。ぜひ遊びにお越しください!(本人談)
第31回横須賀三浦地区ふれあい広場の開催について 障害のある方と地域の皆様の交流を目的としたイベントです。社会福祉施設等の模擬店や作業所等の作品販売、ゲームコーナー等の各種アトラクション、ステージイベントなど盛りだくさんの内容となっています。更に、今年度はふれあい作品展との合同開催となります。ぜひ、ご参加ください。▼日時:11月9日(土)10~14時▼場所:横須賀市立総合福祉会館5~7階▼問合せ:ふれあい広場実行委員会事務局(三浦しらとり園・山田)TEL 848-5255/FAX848-5258※お車でのご来場は御遠慮ください。

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は9月27日・10月25日。予約制☎888-7347
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Q:一人暮らしをしている母親が認知症と診断され、判断能力がほとんどない状態になってしまいましたので、介護施設に入所させたいと考えています。母親の唯一の資産である持家を処分し、介護施設の費用に充てたいと考えていますがどのような方法があるでしょうか。 A:ご本人の判断能力に問題がある場合に、ご本人の財産をご本人のために使用したいといったときのための制度として、ご本人に代わり財産管理や身上監護の法律事務を行う者を選任し、財産管理等にあたらせる成年後見制度があります。 成年後見制度には、家庭裁判所が成年後見人等の本人を代理・補助する者を選任する法定後見制度と、ご本人に判断能力がある間にあらかじめ後見人を指定する契約をしておく任意後見制度とがあります。 ご相談のケースでは、既にご本人の判断能力がほとんどない状態とのことですので、法定後見制度の中の成年後見人の選任を申し立てることがよろしいかと思います。 ただし、後見人といえども全く自由に財産を処分できるわけではなく、本人が居住していた不動産を処分する際には、裁判所の許可が必要となりますので、施設の費用に充てるために持家を処分するには、成年後見人選任後に家庭裁判所の居住用不動産処分の許可が必要となります。 (担当弁護士 木村悠)

紙オムツ助成事業のお知らせ
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ご自宅に紙オムツを宅配いたします。助成金額は1万円で、これを超えた部分は自己負担となります。以下の要件を満たしている方が支給対象者となります。①在宅生活の方。②65歳以上。(令和2年3月31日までに65歳となる方)1日中ベッドで過ごし、排泄・着替え・食事等、介護を要する方。座位保持が可能な方は対象外。または、身体障害者手帳1級・2級、療育手帳Aを所持し、排泄に関して紙オムツ等を使用し、介助を要する方。③老人保健施設等入所者は対象外。短期入所・緊急入院は支給対象。9月4日(水)~10月31日(木)の間、お住まいの地域を担当する民生委員が、対象者の調査に伺いますのでご協力ください。または、☎888-7347(地域福祉課)までご連絡ください。

介護福祉士国家試験(筆記)対策講座
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日 時 10月29日~1月21日(毎週火曜日/全12回)18:00~20:00
場 所 三浦市社会福祉協議会安心館
受講料 1,000円  お問い合わせ ☎888-7347(成田・前川)

家族介護者を支援する人材育成モデル研修
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介護する家族を支えることをテーマとした研修です。
日 時 11月1日(金)14~17時
場 所 三浦市社会福祉協議会安心館
対 象 福祉施設職員・家族介護者
お問い合わせ ☎888-7347(成田・前川)

体験!健康づくり活動のススメのお知らせ
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ご自分の健康づくりをしながら、ちょっと地域に貢献しませんか。人生100年時代を元気に、地域とつながりをもって暮らしていくために、身近な場所で未病改善や認知症サポートの活動が広がることを目指します。住み慣れたまちで元気に暮らすヒントが満載です!※旧称「介護予防インストラクター養成研修」と同じ内容です。
日 時 11月11日~12月9日(毎週月曜日/全5回)13:00~
場 所 三浦市民交流センター研修室(ベイシア三浦店2階)
対 象 三浦市在住・在勤・在学の方、近隣市町に在住の方(定員30名) 
主 催 神奈川県  共 催 三浦市、三浦市社会福祉協議会
お問い合わせ ☎888-7347(成田)

教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
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テーマ「歩行について①」

 図(「下肢装具のバイオメカニクス(日本技師装具学会編)」から引用編集)は左から、私たちの正常歩行を横から連続で見たものになります。まず、出した足は踵から地面につきます。その刺激が足首から上の筋肉に身体を支える準備をさせます。そこから足の裏全体が地面についていく中で、膝はその間にわずかに曲がり、脛が徐々に前に傾き重心が前方へ移動していきます。次に右足の裏が全面接地している位置ではほぼ片脚立ちで重心を制御するため、関節の位置や筋力が不安定であるとバランスを崩すことになります。そこから重心はさらに前に移動し、右の股関節は後ろに伸ばされ、右足はつま先立ちになるようにして蹴りだしにつながり、歩行の支えの時期は終了します。  歩行を介助する際は、①本人が足の裏の感覚や自重を支える感覚を自覚しているか、②先に挙げた姿勢をとることができているか、を確認しましょう。本人が自分の身体を支える感覚にあわせて介助することが大切です。
 

福祉カレンダー
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2019年9月
5日	どんまい市役所弁当販売
15日	はつらつフェスタ
18日	どんまい市役所弁当販売
26日	遊びの広場きらきらキッズ
27日	無料法律相談



2019年10月
3日	どんまい市立病院弁当販売
16日	どんまい市役所弁当販売
24日	遊びの広場きらきらキッズ
25日	無料法律相談
31日	どんまい市立病院弁当販売


未病サロン情報
下記以外の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記までお問い合わせください。
2019年9月
3日	   シーアイ
3・17日	   飯森中区
5日	   日の出・海外区
6・20日	   老人福祉保健センター
9日	   星和住宅・菊名区
10・17日   小綱代区
11・25日   入江区
12日	   宮川区
13日	   引橋区
20日	   メガロン
27日	   三崎口
30日	   向ヶ崎区


2019年10月
1日	      シーアイ
1・15日	      飯森中区
3日	      日の出・海外区
4・11・18日   老人福祉保健センター
8・15日	      小綱代区
9・23日	      入江区
10日	      宮川区
21日	      星和住宅・菊名区・向ヶ崎区
25日	      三崎口



みうらふれあいサロン情報
2019年9月
9・23日	       初声市民センター
10・24日       上宮田県営団地、南下浦市民センター
11・18・25日   城ヶ島区民センター
12・19・26日   勤労市民センター
20・27日       岬陽小




2019年10月
4・18・25日   岬陽小
9・16・23日   城ヶ島区民センター
10・17・24日  勤労市民センター
14・28日      初声市民センター
15日	      南下浦市民センター
15・29日      上宮田県営団地




掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

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三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。