「社協みうら」第152号

shakyo - 1a子どもたちの
真剣な眼差しと表情が好き。




「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

栄えある第1回目は、三浦市聴覚障害者協会の杉山節子さんです。杉山さんは、学校側の依頼を受けて、子供たちに手話や聴覚障害者の生活について教える活動を続けています。
「子どもたちとは、身振りだけでも親しくなれるんですよ」と笑顔で答える杉山さん。

特集

平成25年度予算の概要
みうらの至福人 ― 杉山節子さん

「社協みうら」第152号のラインラップ

  • 特集・平成25年度事業計画・予算の概要
  • ボランティア・市民活動情報
  • 介護サービス最前線
  • 福祉施設訪問記―小規模多機能型居宅介護事業所みうらうみ
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 新規採用職員 吉田英男三浦市長より激励を受ける! 
  • 被災地支援を続ける三浦市農協 
  • 就労継続支援B型事業所「どんまい」
  • 福祉カレンダー
平成二十五年度 事業計画・予算の概要

重点目標
1 調査研究事業の充実
2 第2次三浦市ボランティア活動推進計画の推進
3 三浦市高齢者ふれあいセンターの利活用計画の策定
4 権利擁護システムの充実
5 職員個々のスキルアップ

平成25年度予算1平成25年度予算2少子高齢化、そして、人口の減少など核家族化による家族機能の弱体化は、福祉的支援を必要とする対象の拡大や経済不況・雇用状況の悪化とともに、様々な形で市民生活に影響を及ぼしています。
こうした状況のなか、三浦市社会福祉協議会では、五つの重点目標を掲げて、地域福祉の推進に邁進することとなりました。市民協働によって、山積する生活課題の解決に努めてまいります。(事業計画より抜粋)

 川﨑喜正会長 川崎会長3

平成25年度事業計画・予算の詳細は三浦市社会福祉協議会の公式ホームページでご覧になれます。
ボランティア情報
☎888-7347

第二次ボランティア活動推進計画
三浦市民生活向上会議のボランティア活動促進部会が鋭意策定作業にあたっていた「第二次ボランティア活動推進計画」が完成しました。

第二次ボランティア活動推進計画gifこの計画は、平成二十五年度をスタート年度とし、ボランティア・市民活動の振興に関する向こう5年間の支援(振興)事業を計画化したものです。
ボランティア・市民活動の振興策として①ヒト(人材育成)②モノ(施設・設備、活動場所)③カネ(活動資金)といった社会資源の拡充と④ボランティアセンターの機能強化―の四つの施策を計画の中心に据え、これらの施策を横断的につなぐ⑤情報(収集・発信)をもって計画を構成しています。
また、これらの社会資源をボランティア・市民活動者につないでいく仲介機能を果たすことが、第三者機関としてのボランティアセンターに課せられた重要な役割であるとして計画に明示されました。
これを受けて三浦市社会福祉協議会では、同計画に掲げられた「活動者の『意欲を応援』する」という目標に向けて、当該者の主体性の尊重を第一に、ボランティア・市民活動の振興に努めます。
その先にあるのは、安心で豊かな市民社会に他なりません。

杉崎
三浦市ボランティアセンターで、コーディネーターをしている地域福祉係の杉崎です。
ボランティアセンターでは、活動費や活動拠点の確保などボランティア関する様々な相談に応じています。

⇒三浦市ボランティアセンターはこちらです。
介護サービス最前線 ― 小規模多機能型居宅介護事業所『はつらつ』
松田はるこ1
笑顔が素敵な松田さん。毎日「はつらつ」に来るのが楽しみです。
徳島県出身の松田さんが三浦市に移住したのは、三十七歳の時でした。マグロ船の船頭だったご主人の富士一さんが、三浦三崎の遠洋漁船に乗り込むことになったからです。以来、六十五年間、この三浦市で四人の子供を育て、今では孫が九人、曾孫が二十人、玄孫が二人というファミリーツリーの頂点に立ち、家族からの敬愛を集めています。
目下の楽しみは、三浦市総合福祉センターで実施されている小規模多機能型居宅介護事業所『はつらつ』に通うこと。初孫でもある出口道夫事務局長に会えるからです。センターの玄関で出口局長が出迎えると、これ以上ないくらいの満面の笑みを湛えてくれます。(佐藤)
福祉施設訪問記 第1回

みうらうみ小規模多機能型居宅介護事業所
         

病院に併設なので安心してご利用いただけます!
〒238-0101
三浦市南下浦町上宮田1738-1
三浦中央医院2階
☎046-874-7530

「医療と介護を一緒にできたら、地域の皆様のお役に立つのではないか?」。三十年以上も地域医療に携わってきた三浦中央医院で吉田さんは、この町の深刻な高齢化を肌で感じたと言います。
「みうらうみ」をスタートさせたきっかけも、医療だけでは、この社会問題に対処できないと考えたからです。取材時、利用者の皆さんが笑顔で私を迎えてくださいました。
アットホームで清潔感あふれる施設です。(杉崎)写真:吉田陽亮代表
三浦市社会福祉協議会が運営する小規模多機能型居宅介護事業所

「はつらつ」のお問い合わせは、☎046-888-9555(直通)

 kobayashi - 1  元気!社協の職員 File No.1
     小林里穂(HUGくみ保育士)

持ち前の明るさと、チャームポイントの笑顔で、「HUGくみ」がもっと明るくなったらいいなと思って毎日頑張っています。大センパイの言葉「できることプラス1」。そんな精神で少しでも福祉のお手伝いができたらと思っています。
好きな食べ物は、唐揚げ、チョコレート、コーラ。好きな色は、もちろんピンク。私に会いたくなったら三浦市総合福祉センター地階の「HUGくみ」にボランティアで来てね。そうしたらサインをしてあげるわ!(本人談)
児童発達支援事業・放課後等デイサービス「HUGくみ」

児童発達支援事業・放課後等デイサービス「HUGくみ」では、日常生活における基本的な動作を習得したり、集団生活に適応するための訓練など個別の療育プログラムを個別支援計画に基づき提供しています。未
就学の障害児及び学籍のない18歳未満の障害児が対象です。
ご利用に関するお問い合わせは … ☎046-876-9941

狩倉弁護士のワンポイント法律相談karikura  
:法人が成年後見人になることの意義、社会福祉協議会が法人後見を行うことのメリットは何でしょうか?
 
社会福祉協議会をはじめとする法人も成年後見人になることができます。高齢者人口の増加や各種福祉サービスを受けるための契約締結の必要などから、成年後見制度の利用件数が大幅に増加し、かつ、事案が多様化していくなか、成年後見人のなり手を確保することにつながるものと期待されています。法人が成年後見人になることのメリットとしては、法人には人間のように寿命がなく、成年後見制度の利用を必要とする方が比較的若い方であるなど、後見業務が長期間にわたる場合でも、継続的に後見業務にあたることができます。また、法人内で職員が連携することにより、多様な後見業務に対応することができます。この点、各種法人のなかでも、社会福祉協議会が法人後見人になる場合には、社会福祉協議会が有する各種福祉サービスに関する情報とノウハウ、また、地域福祉のネットワークをした後見業務が可能になります。さらに、その公共性、公益性から、資産、収入が乏しく、後見のなり手が見つかりにくい方が成年後見制度を利用する場合の受け皿となることもできます。
他方、法人後見の場合に注意するべき点としては、人事異動により担当職員が交代した場合の引継や職員間での後見業務に関する情報の共有など、複数で事務処理にあたることから生じる引継及び連携に際し、事務処理の停滞がないようにすることと、法人内での後見業務に関する監督体制を整えることなどがあげられます。

(担当弁護士・狩倉博之)
新規採用職員 吉田英男三浦市長より激励を受ける!        Topix

三浦市社会福祉協議会では、4月1日付けで社会福祉士や介護福祉士資格を持つ職員3名を新たに採用しました。研修期間を経て、それぞれHUGくみや地域包括支援センターに配属されます。
採用日当日、吉田英男三浦市長を表敬訪問し、激励を受けました。(石渡)

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写真後列左から
① 石井貴之(地域活動支援センター)
② 福島友美(地域包括支援センター)
③ 斎田聖子(HUGくみ)
被災地支援を続ける三浦市農協               Other articles 

540-2  三浦市農協 大井章一組合長

「自分には何ができるのかを考えたとき、まず思いついたことが被災地に野菜を送ることでした。強制じゃありません。組合員からの進言で始まった支援活動なのです。これからも、仮設住宅で暮らす被災者がいる限り支援を続けていきたいですね」と組合長。
三浦市の基幹産業を支える皆さんの取り組みが、被災地を明るく照らしているかと思うと、とても暖かい気持ちになりました。


このインタビューの詳細は、三浦市社協の公式ホームページでもご覧いただけます!
(杉崎)
540-2
三浦市農協の取り組みを伝える日本農業新聞
福祉カレンダー


2013年5月
8日 一級建築士住宅改造相談
16日 三浦市ボランティア連絡
協議会総会
16日 みうらふれあいサロン
(三浦市地域福祉センター)
18日 個別療育相談
19日 個別療育相談
23日 遊びの広場
きらきらキッズ
23日 みうらふれあいサロン
(三浦市勤労市民センター)
24日 無料法律相談 
2013年6月
12日 一級建築士住宅改造相談
15日 個別療育相談
16日 個別療育相談
20日 みうらふれあいサロン
(三浦市地域福祉センター)
27日 みうらふれあいサロン
(三浦市勤労市民センター)
27日 遊びの広場
きらきらキッズ
28日 無料法律相談

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは…
☎888-7347
就労継続支援B型事業所どんまい                Advertisement

「就労継続支援事業B型事業」は、一般就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。「どんまい」では、生産活動を「宅配弁当事業」に定め、働く喜び、喜ばれる感動を体感できる事業展開をモットーとしていきます。短時間からの利用も可能であり、利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。(山中)
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アドバイザリー・スタッフ 
発達障害や知的障害に関するアドバイザリー・スタッフをKCNの理事長冨岡貴生(社会福祉法人唐池学園貴志園園長)先生にお願いしています。

どんまいのスタッフ
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パーティーのオードブルやサンドイッチなどの軽食、会議・研修・会合などの昼食プランもお受け致します。その他、特別なご要望がある場合は、電話にてお問合せください。
電話:046-888-7655(直通)
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。