「社協みうら」第177号

みうらの至福人

人と出会い、世界が広がる。


「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

今回ご紹介するのは、上宮田小羊保育園長の生野多惠子さんです。
「子どもの保育を通じて、そのご家族とも知り合うことができ、世界が広がったと思います。
また、卒園生が、今度はお母さんや保育士など立場を変えて、保育園や子育て支援センターに戻ってきてくれる。
それが嬉しいし、保育の仕事はすごいなと思います。
今後も、三浦市に住む全ての子どもたちが、希望する保育などの支援が受けられるように頑張っていきたいです。」

特集 平成28年度事業報告並びに収入支出決算の概要

「社協みうら」第177号のラインラップ

みうらの至福人―生野多惠子さん

  • 特集・平成28年度事業報告並びに収入支出決算の概要
  • 三浦市ボランティア情報
  • 地域包括支援最前線―地域包括支援センターおまかせ
  • 福祉施設訪問記―介護老人保健施設なぎさ
  • 元気!社協の職員
  • 長惠(ちょうめぐみ)の三浦市社協未病センター通信
  • 開催目前!地域をつなぐはつらつフェスタ
  • 皆で海に親しむ会
  • あそびの広場「きらきらキッズ」
  • 未病改善を通じた災害に強いまちづくり
  • 福祉カレンダー

平成二十八年度事業報告並びに収入支出決算の概要
videobg1



平成二十八年度も引き続き「地域包括ケア」システムの構築に向けて、その一助を担うべく取り組みを進めました。まだまだ、その成果を云々する状況にはありませんが、着実に進捗しているとの感を持っています。
それもこれも、個々の職員の充実した仕事ぶりによるものと手前味噌ながら感服している次第です。
そうした中で、地域福祉課に配属した生活支援コーディネーターを始めとする職員らによる「地域診断」の取り組みは、内外から高く評価されました。机上の「あたりまえ」に毅然と挑戦するその試みは、知っているつもりでいた地域社会に新たな発見をもたらし、フィールドワークの重要性を改めて職員に意識付けたという意味において、良質な社協マンを養成するための大きな糧となりました。そこで、平成二十八年度事業のトピックを写真で振り返ります。
平成二十九年五月
三浦市社会福祉協議会
会長 川﨑 喜正


「介護予防インストラクター」養成講座 大盛況だった認知症カフェ 既に20か所を超える出張未病サロンの様子 28年度、総合福祉センター内に設置した「未病センター」 それいけ!デイサービスセンターの利用によって、介護保険からの卒業を成し遂げた“至福人”を紹介する「社協みうら」

三浦市ボランティア連絡協議会 団体・個人会員募集中!videobg1

 三浦市ボランティア連絡協議会は、三浦市のボランティア間の連絡調整、連携強化ならびに地域福祉の増進を図ることを目的とする協議会です。「明るく、楽しく、無理せず」をモットーに活動しています。六月現在、十四の団体会員と、八名の個人会員がいます。
 ボランティア間でつながることによって、活動を広げたい方は、是非☎八八八-七三四七(杉崎)までお問い合わせください。

ゆうあい三浦塾 夏期講習生徒募集のお知らせvideobg1
 
ゆうあい三浦塾 夏期講習生徒募集のお知らせ
 今年も「ゆうあい三浦塾(代表・鈴木恒雄先生)」による夏期講習を実施します。小中高生対象。受講料無料。受講要件あり。講習日は、八月一、二、七、九、十七、十八、二十一、二十二日の八日間。☎八八八- 七三四七(前田)までお気軽にお問い合わせください。


地域包括支援最前線―地域包括支援センターおまかせvideobg1

 
「ふらつきをなくし背筋を伸ばして転ばずに歩きたい。バスや電車を利用して買い物や病院に行けるようになりたい」。ふれあいサロンへ参加を決めた動機です。
初めは、一人で参加できるか、輪の中に入ることができるか心配だったと松本さん。もちろん、そんな心配は杞憂でした。今では仲間との談笑や交流が、この上ない楽しみの一つです。ほんの少しの勇気が、笑ったり、励まし合ったりできる仲間を与えてくれたのです。生き生きと充実した日々を取り戻した瞬間です。
もとより、住民間の繋がりを構築することだけが、サロンの目的ではありません。一人ひとりが、介護予防に取り組む自助活動でもあるのです。それが引いては社会保障費の抑制に繋がります。介護保険に頼らない自由な人生を送るための活動でもあるのです。(斉藤)

福祉施設訪問記第25回videobg1

相談員兼管理課主任の佐藤さんにお話を伺いました。
「なぎさは今年で開設して二十年になります。平成二十六年に六十床から百床に増床することで、より多くの地域の方に利用していただけるよう努力しています。横須賀市民病院の医師を務めていた施設長の藤井裕に『診てもらっていた』という入居者のご家族も多く、安心感につながっているようです。職員の定着率も高く、私も開設当初から勤務しています。風通しのいい働きやすい職場を目指しています。『畑の繁忙期だけ利用したい』など、三浦市民ならではのニーズを想定し、柔軟に対応しています。」
まさに、地元を大切にする施設です。(花沢)

元気!社協の職員 File No.26videobg1

鈴木 光永(事業一課筆頭主幹)
三浦市総合福祉センター安心館に勤務しております、鈴木光永です。
地域包括支援センターおまかせ認知症地域支援推進員、自立相談支援センターいっしょ相談員として働いています。
私は平成十七年に三浦市社会福祉協議会に入職し、早十二年が過ぎました。
相談員をしていてとまどうこともありますが、相談をされた方から「話を聞いてくれてありがとう。スッキリしたよ!」といわれるときは、この仕事をしていて本当によかったと思う瞬間です。
今後も相談員として精進し、生まれ育った三浦市がよくなっていくような仕事をしていければと思います。
私は日々、三浦市内を走り回っています。お困りの際はぜひお声かけください!今後ともよろしくお願いいたします。(本人談)

長惠(ちょうめぐみ)の三浦市社協未病センター通信videobg1


この四月に当法人の公益事業として本格的にオープンした「三浦市社協未病センター(三浦市総合福祉センター内)」ですが、おかげさまで、総勢二九六名の方にご登録いただき、定期的にご利用いただいております。
「三浦市社協未病センター」の大きな特徴は、出張サービスをおこなうことで、これまでに当法人がリハビリ体操の普及などを目途に設置を進めてきた地域サロンに、未病センターの機能を附帯させたことにあります。
その場所も自治会館や当法人がその養成に努めている「介護予防インストラクター」が開放した自宅、更にはお寺の本堂に至るまで様々です。その中でも、異彩を放つのが、創作家庭料理「廣司」でおこなっている未病サロンです。「廣司」さんでは、未病サロンの他に、認知症カフェの開催にも「場所」をご提供いただいております。オーナーご夫妻は、三浦への移住を決めた転入組。奥様の飯塚廣子さんは、民生委員を務めるなどして地域に溶け込んできました。「ご近所の皆さんが気軽に集える場所にしたい」それがご夫妻の願いです。

開催目前!地域をつなぐはつらつフェスタvideobg1

 7月9日(日)10~15時に、三浦市総合福祉センターにおいて開催する「はつらつフェスタ」では、初めての試みとして「健康戦隊!ミウレンジャーショー」をおこないます。その全容は謎に包まれていますが、なんでも、三浦市民の健康を守るために組織された「健康戦隊」だそうです。ショーは10時50分頃ですので、よい子の皆様、ぜひ応援に来てください!また、3・4階に認知症カフェ「はつらつ喫茶」がオープンします。
参加費200円で、どなたでもお茶やどんまいのお菓子をお楽しみいただけます。
お子様からおじいちゃん・おばあちゃんまで楽しめるはつらつフェスタに関するお問い合わせは☎888-7347(高井)まで。

皆で海に親しむ会videobg1

「皆で海に親しむ会」は障害児者の社会参加と、普段なかなかできないマリンスポーツ・海遊びを通じ、豊かな三浦市の自然を体験することを目的としたイベントです。
日 時:平成29年8月4日(金)11~15時
場 所:荒井浜海上亭	参加費:1500円(当日徴収)
対象者:障害児者、当事者家族、支援者
※当事者の方には必ず付き添い(保護者など)をお願いいたします。
お申込み・お問い合わせ:☎888-7347(杉崎)まで。

あそびの広場「きらきらキッズ」videobg1
※7・8月は11:30までの開場となります。

三浦市社会福祉協議会では、予約なしで気軽に遊びに来ていただける「きらきらキッズ」を実施しています。ぜひお誘い合わせの上お越しください。
日 時:毎月第4木曜9~12時(祝日は休み) 
場 所:潮風アリーナメインアリーナ 
対 象:未就園児とその家族及び障害児
目 的:①親子が安心して利用できる遊び場の提供
②子育て中の親の孤立感の解消
    ③発達に不安がある児童の相談支援
参加費:無料  後 援:三浦市
問合:☎876-9941(高根沢)

教えて!成田さん特別企画 事務局長 成田慎一videobg1

今回のテーマ「未病改善を通じた災害に強いまちづくり(第2回)」

165-14「未病改善を通じた災害に強いまちづくり」に関する連載の二回目。今回は『障害のある人もない人もつながる地域づくり(互助)の推進』についてお話しします。前回お話ししたサロン活動は、主に六十歳以上を対象としたものでしたが、この四月からは「未病サロン」と名称も新たに、子ども~成人~高齢者といった具合にライフステージに応じた、取り組みを進めることにしました。
その先に見据えるのは、「隣近所が互いに支え合う災害に強い街づくり」に他なりません。「未病の改善」という目標を共有することによって、個々の市民が繋がりを深めることが、防災強化の第一歩になると考えるからです。
そのためには、区長、民生委員、老人会といった地縁団体との連携は欠かせません。「顔の見える関係」を構築するのです。当法人が実施している「地域診断」の取り組みもこれを促進するためのものです。六月からは尾上町に続き海外町でも地域踏査を実施します。
というわけで次回は、「お互いを知る」というところから考えてみたいと思います。
福祉カレンダーvideobg1

2017年7月
5日 一級建築士住宅改修相談
19日 どんまい市役所弁当販売
27日 遊びの広場きらきらキッズ
28日 無料法律相談(総合福祉センター)
27・28日 お泊まり会

2017年8月
 2日 一級建築士住宅改修相談
 4日 皆で海に親しむ会
16日 どんまい市役所弁当販売
24日 遊びの広場きらきらキッズ
24・25日 お泊まり会
25日  無料法律相談(はにかみ屋)


未病サロン情報
下記以外の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記までお問い合わせください。
2017年7月
3日 赤羽区
4日 シーアイ
4・18日 飯森中区
11日 小網代区
12・26日 入江区
6日  日の出・海外区
13日 宮川区
14日 上宮田第3区
24日 向ヶ崎区
26日 栄町
28日 三崎口

2017年8月
1日 シーアイ 
3日 日の出・海外区
1・22日 飯森中区
8日 小網代区
10日 宮川区
9・23日 入江区
21日 向ヶ崎区
23日 栄町
25日 三崎口

みうらふれあいサロン情報
2017年7月
13・20・27日 勤労市民センター
12・19・26日 城ヶ島区民センター
11・25日 上宮田県営団地
11日 南下浦市民センター
10・24日 初声市民センター
21・28日 岬陽小	 

2017年8月
8・17・22日 勤労市民センター
9・23日 城ヶ島区民センター
8・22日 上宮田県営団地
8・22日 南下浦市民センター
14・28日 初声市民センター
4・25日 岬陽小

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは?888-7347

カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。