「社協みうら」第186号

みうらの至福人

みんなが助け合う平和な町に。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、福祉用具アイディアコンクールで最優秀賞に輝いた歌川煌さんです。「『町そうじおたすけロボット』を考えました。これは、道に迷った人の案内をしたり、障害のある人やお年寄りの人の荷物を持ってあげるロボットです。色々な人に使ってもらえると思います。」何と足もとが掃除機になっているので、ロボットが歩いたところがきれいになるそうです。「これからの三浦市は、みんなが助け合う平和な町になればいいと思います。」

特集・暖館が「福祉避難所」になりました

「社協みうら」第186号のラインラップ

みうらの至福人―歌川煌さん

  • 特集・暖館が「福祉避難所」になりました
  • 三浦市ボランティア情報
  • 自立支援最前線―就労支援センターどんまい
  • サロン訪問記-永寿会サロン
  • 元気!社協の職員
  • どんまい★クッキング
  • 未病ウォーク城ヶ島「水仙まつり」と「恋する灯台」
  • 生活支援サービス担い手養成研修
  • 研修「虐待事例を通して考える成年後見制度」
  • 食べて、観て、元気!地域をつなぐはつらつフェスタ
  • 福祉カレンダー

暖館が「福祉避難所」になりました
videobg1

皆様は「福祉避難所」をご存知でしょうか?東日本大震災や熊本地震などで報道されたため、ご存知の方も多いと思いますが「一般の避難所において団体生活を送ることが困難と認められる特別の配慮を要する方(要配慮者)を収容する避難施設」のことを指します。
避難の対象は「高齢者、障害者、乳幼児その他避難所における生活において特別な配慮を要する者であって、身体等の状況が障害者支援施設、医療機関等へ入所又は入院するには至らない程度の者」です。市内には八か所の福祉避難所があります(二〇一八年十二月現在)。例えば幼稚園は乳幼児、特養ホームは高齢者を受入れ対象とし、避難者を適切に支援できるようにしています。
今年度より三浦市と協定を結び、「三浦市社会福祉協議会暖館」(小網代一三六九-一)が福祉避難所になりました。暖館では、障害児者、高齢者を対象としたデイサービス等の事業を運営しています。暖館の特長は、事業同士が有機的に連携し機能を補完し合う「共生型サービス」を実施しているところです。例えば、障害児デイサービス「HUGくみ」利用児童が、高齢者デイサービス「それいけ!」の理学療法士によるリハビリを受けることが可能です。また、各事業の利用者間交流も日常的におこなっています。この事業形態を活かし、暖館は「高齢者、障害児者、乳幼児」と、幅広い層の避難者受け入れを担うことになりました。 万一被災した際に、できるだけスムーズな受け入れが可能となるよう、現在準備を進めているところです。
地域の皆さまにおかれましては、ぜひ「福祉避難所」へのご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

★暖館では、サロン活動もおこなっております。館内見学やデイサービスのボランティア大歓迎です。お問い合わせは…☎八八八-七三四七まで。

生活支援センター暖館

三浦市ボランティア連絡協議会 会員募集中!videobg1
三浦市ボランティア連絡協議会 会員募集中!
三浦市ボランティア連絡協議会(以下「ボラ協」)とは、三浦市のボランティア間の連絡調整、連携強化ならびに地域福祉の増進を図ることを目的とした組織です。  「明るく、楽しく、無理せず」をモットーに活動しています。会員は十四の団体と個人八名です。  会員の知識・技術向上のために、年に三回程度研修をおこなっています。写真(右)は、七月に実施した「救急法」研修の様子です。写真(左)は、十一月に開催されたみうら市民まつりに出店したときの様子です。地域のイベントを一緒に盛り上げるべく、ステージの司会としても毎年協力させていただいています。  随時仲間を募集しています。「地元のために何か手伝いたい」「自己研鑽のために研修に出たい」「活動している人とつながりたい」などと考えていらっしゃる方におすすめです。興味のある方は、左記☎までお気軽にお問い合わせください。(杉崎)
三浦市ボランティア連絡協議会 会員募集中!三浦市ボランティア情報

自立支援最前線―就労支援センターどんまいvideobg1
自立支援最前線―就労支援センターどんまい どんまいに通い始めて五年目、職員も頼りにしている直井浩一さんです。直井さんの一日は、社協事務局での注文取りから始まります。注文を取るためならトイレの中までも追っかけていってしまうほど。追っかけられた職員はビックリ!直井さんの一生懸命さをよく表しているエピソードですね。どんまいの作業で一番のお気に入りは、フードプロセッサーを使った野菜切りで「作業の後は清々しい気持ちになる。」とのこと。直井さんのどんまいでの活躍は多岐にわたり、野菜の下処理から簡単な調理作業、盛り付けまでこなします。どんな作業も大きな体をかがめて、一生懸命に取り組む姿はとても可愛らしく、誰からも親しまれる存在です。本人曰く、「これからもどんまいで働き続け、美味しいお弁当を作っていきたい。」とのことです。(藤村)

サロン訪問記 第5回videobg1
サロン訪問記 第5回
サロン訪問記 第5回年をとると一人暮らしの世帯が増え、話し相手もいなくなってきますが、このサロンに来れば、話して情報交換もできます。歩いて会館へ集まること自体も運動になります。体操以外にゲームを用意して取り組むこともありますが、お茶を飲み話しているときが、最も盛り上がります。
健康長寿の素は『運動、栄養、社会参加』であると、フレイル(虚弱)予防の講習で学びました。サロンはとても理に適っていると思います。これからも健康で、この地域の皆さんと仲良くやっていきたいということが、私の一番の望みです。高齢者の楽しみと居場所づくりのために、永寿会の活動をいつまでも続けていきたいです。

元気!社協の職員 File No.35videobg1
新倉史穂(自立相談支援センターいっしょ相談員) おじいちゃん、おばあちゃんと仲良くなるのが得意だと気付いたことから、福祉の世界に入りました。デイサービスで働いてみたらすっかりハマり、「プロフェッショナルになりたい!」と考えました。介護福祉士資格を取得するために、毎日鬼のように勉強しました。とはいえ仕事も家庭もあったので、一日二時間程度でしたが、ニンテンドーDSの学習ソフトをやり込み、何とか合格できました。今後の目標として、社会福祉士資格と、五十歳までに精神保健福祉士資格も取得したいです。実は、他にも目標があります。半年の間にくびれをつくり、ゆくゆくは十キログラムの減量を目指しています。今は筋トレにハマっていて、背筋には自信あり!です。 私は現在、生活困窮などのご相談に乗るお仕事をしています。難しいケースも多く、悩み考える仕事です。しかし、ご利用者様が光を見出した顔をすぐ隣で見られるという、他にはない感激があります。ご相談に来る方は、「何をいわれるのかな?」「どんな人かな?」と、不安だと思います。私はまだひよっこですが、一緒に悩み考えていきますので、まずお話ししてみませんか?(本人談)

どんまい☆クッキング 管理栄養士田村がご紹介するレシピです。お試しあれvideobg1
お正月のお餅が余ったら… 「簡単もちもちケーキ」(8人分) 【材料】 ・ホットケーキミックス 200g   ・餅 90g(切り餅2個) ・牛乳 大さじ7          ・水 大さじ2~3 ・バター 10g(常温に戻す)   ・卵 1個

【作り方】 ①餅を半分に切って大きめの耐熱容器に入れ、牛乳大さじ5をかけ、ふんわりとラップをかけます。 ②①を600wの電子レンジで1分30秒加熱して取り出し、スプーンでつぶしたりグルグル混ぜたりして柔らかい餅にします。固くて混ざりにくいようなら、さらに10~20秒加熱します。 ③なめらかになったら牛乳大さじ2を加えて混ぜ、バターを加えてグルグル混ぜます。さらに水大さじ2を加えてとろとろにします。 ④ボウルにホットケーキミックスと③、卵を入れスプーンで混ぜます。 ⑤水分が足りないようなら水大さじ1を足し、ぽってりした餅状にします。 ⑥均一に混ざったら、炊飯器の内釜に流し入れ、真ん中を少し凹ませて炊飯ボタンを押します。(くっつきそうなら内釜に油を塗りましょう。) ⑦炊飯が完了したら蓋を開け、焼きあがったケーキに楊枝を刺し、何も付いてこなければ完成です。 ⑧内釜からケーキを取り出し、冷まします。(火傷にご注意!!) ⑨粗熱が取れたら切り分けて、いただきます♪ ポイント★お餅は小さく切りすぎない方がいいです。もしもケーキが生焼けになったら、そのままもう一度炊飯するか、ひっくり返して追炊きしましょう。

どんまいの日替わり弁当1食から配達します! 「飲み込みにくい」など、食事にお困りの方のご相談に乗ります! お問い合わせは☎888-7655(山中)まで

未病ウォーク城ヶ島「水仙まつり」と「恋する灯台」
水仙の香りあふれる城ヶ島を歩いて、水仙まつりと2つの恋する灯台を巡りましょう。体組成測定もおこないます。(主催:みうら観光ボランティアガイド協会、協力:三浦市社会福祉協議会)
▽日時:1月20日(日)9:20~12:30(雨天中止)▽集合場所:城ヶ島バス停(終点)▽コース概要:バス停~城ヶ島灯台~長津呂の磯~水仙ロード~ウミウ展望台~城ヶ島公園~安房崎灯台~イベント会場にて解散▽参加費:小学生以下300円、大人500円▽持ち物:歩きやすい靴、飲み物▽お問い合わせは…☎888-7347(成田)

生活支援サービス担い手養成研修videobg1
自分の暮らす地域に関心を広げ、多様な人々や組織の豊かなつながりを創り、小地域で「見守り」「買い物支援」「外出支援」の生活支援サービスの担い手となる人材を養成し、地域の人々の暮らしを支えることや新たな活動が創出されることを期待して実施します。奮ってご参加ください。
日 時: 1月22~23日(火・水)13:30~16:30(両日参加必須)
場 所:南下浦市民センター講堂
対 象:地域における活動に興味ある方
講 師:NPO法人よこはま地域福祉研究センター 佐塚玲子氏・吉川典子氏
内 容:講義、映像鑑賞、ワークショップ、演習
その他:受講後、任意で担い手登録を受け付けます。
お申込み・お問い合わせは…☎888-7347(齋田)


研修「虐待事例を通して考える成年後見制度」videobg1
三浦市では「住み慣れた地域社会の中で暮らしていきたい」という高齢者の願いを守るために、地域包括支援センターが中心となって、“虐待防止ネットワークづくり”を進めています。今年度の虐待防止ネットワーク事業は、成年後見制度を利用することにより、いかに被虐待者の権利を守ることができるのか?事例から検証していきます。関係各位の参加を心よりお待ちしております。
日 時: 2月22日(金)14:00~16:00
場 所:南下浦市民センター講堂
対 象:ケアマネジャー、民生委員、福祉関係者等(30名)
講 師:弁護士 千木良 正氏(神奈川県弁護士会)
事 例:養護者に障害の疑いがあり、虐待が疑われる複合課題世帯
お申込み・お問い合わせは…☎876-7557(地域包括支援センターおまかせ)まで

食べて、観て、元気!地域をつなぐはつらつフェスタvideobg1
地域福祉の振興、住民間の交流・連携を図ることを目的としたお祭りです。
日 時:3月10日(日)10:30~13:30
場 所:三浦市社会福祉協議会安心館(菊名1258-3)
内 容: 音楽とアート、グルメ、健康測定、未病ウォークほか
その他:お得な前売り券を販売します。お問い合わせは事務局(☎888-7347)まで▽くろば亭「おやじ」こと山田芳央さん作「曼陀羅ぼっち」展示予定です(右写真)▽9・10日は安心館ほか引橋近辺において「創ろう!三浦のパビリオン みんなの文化祭@引橋」(三浦市主催)が開催されます。両イベントへの参加がお勧めです。※「みんなの文化祭」に関するお問い合わせは三浦市役所(☎882-1111内線311)へ

福祉カレンダーvideobg1

2019年1月
10日		認知症予防講話と体操
20日		未病ウォーク
21日~		ノーリフト研修(3日間)
22・23日	生活支援担い手研修
24日		遊びの広場きらきらキッズ
		どんまい市立病院弁当販売
25日		無料法律相談
30日		どんまい市役所弁当販売


2019年2月
15日		無料法律相談
21日		どんまい市立病院弁当販売
22日		虐待研修
27日		どんまい市役所弁当販売
28日		遊びの広場きらきらキッズ


未病サロン情報
下記以外の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記までお問い合わせください。
2019年1月
8日		シーアイ
8・15日		小綱代区
10日		海外・宮川区
11・18・25日	老人センター
15・29日	飯森中区
21日		赤羽根区・菊名区
		星和住宅・向ヶ崎区
23日		入江区
25日		三崎口


2019年2月
1・8・15日	老人センター
4日		赤羽根区
5日		シーアイ
5・19日		飯森中区
6・20日		入江区
7日		日の出・海外区
12・19日	小綱代区
14日		宮川区
15日		三崎口
18日		星和住宅・向ヶ崎区
		菊名区


みうらふれあいサロン情報
2019年1月
8・22日		上宮田県営団地
		南下浦市民センター
9・16・23日	城ヶ島区民センター
10・17・24日	勤労市民センター
14		初声市民センター
18・25日	岬陽小



2019年2月
1日		岬陽小
11・25日	初声市民センター
12・26日	南下浦市民センター
		上宮田県営団地
13・20・27日	城ヶ島区民センター
13・20・28	勤労市民センター


掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。