「社協みうら」第173号

みうらの至福人

一人でも多くの人を元気に


「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

今回ご紹介するのは、みうらふれあいサロン活動をサポートしてくださっている品川信子さんです。
地区の保健衛生委員を10年以上務め、健康寿命を考えるようになり「自分の健康は自分で守る」と自助の思いから介護予防インストラクターを受講しました。
他にも8020運動推進員や三栄会にも所属し、地域で健康のための活動を熱心におこなっています。
「自分がサロン活動に参加することで一人でも多くの人を元気にしたい。元気な仲間を増やしていきたい。」

特集 認知症カフェ「はつらつ喫茶」にお越しください!

「社協みうら」第173号のラインラップ

みうらの至福人―品川信子さん

  • 特集・認知症カフェ「はつらつ喫茶」にお越しください!
  • 三浦市ボランティア情報
  • 児童発達支援最前線―児童発達支援事業所HUGくみ
  • 福祉施設訪問記―グループホーム「みづき」
  • 元気!社協の職員
  • 三浦市社会福祉協議会のCHO構想
  • 養育支援講演会「自閉症の息子が教えてくれたこと」のお知らせ
  • 生活支援コーディネーターの三崎下町・城ケ島地域踏査報告
  • ノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座
  • CHO構想実践セミナー参加報告
  • 福祉カレンダー

「認知症カフェ」はつらつ喫茶にお越しください!
小規模多機能型居宅介護事業所はつらつが施設を地域に開放して実施!
videobg1 認知症を理解し合う場 悩み解決の糸口に! Q:認知症カフェってどんなところ?認知症の方がスタッフとして働いているの? それとも認知症の方がお客様なの?
A:どちらも正解です。認知症カフェは、「認知症の高齢者が住み慣れた地域社会の中で、いつまでも自分らしく暮らしていける環境づくり」を目的に設置され、国(厚労省)もこれを推奨しています。

これまで認知症の方が、社会参加する機会やご家族が情報交換や相談に乗ってもらえるような場所は限られていました。 認知症カフェは①同じ立場のご家族が情報を交換したり②悩みを打ち明けあったりする場所であると同時に③地域住民との交流によって相互理解を深めるための接点にもなります。そればかりではありません。認知症の方が、スタッフとしてこれに参加する場合は、自分の存在意義を確認する機会にもなるでしょう。 今般暫定オープンする「はつらつ喫茶(認知症カフェ)」では、認知症の方やそのご家族だけでなく地域の皆さんにも楽しんでいただけるよう、懐かしの映画鑑賞・介護疲労度チェック・昔の遊び・ミニ健康体操などをお楽しみいただく予定です。もちろんカフェですから、美味しいコーヒー・紅茶はもとより、手づくりの和洋菓子もご用意しております。 ご家族に特化した催しとして、保健師ら専門スタッフによる個別相談会も実施。一人で思い悩まずにお気軽にご相談ください。些細なことの中にも解決の糸口はあるものです。 また、ご来場いただければ、認知症になったからといって、何もできなくなるわけではない―ということにもお気づきいただけるはずです。スタッフ一同、はつらつ喫茶が、認知症の方やそのご家族にとって、社会とつながる「癒しの空間」になれば幸いです。 開催日時は十一月二十六日(土)十三~十五時。 場所は三浦市総合福祉センターです。(鈴木め)

ボラ協視察研修とボラ活動推進部会videobg1
三浦市民生活向上会議ボランティア活動推進部会を開催しました。主な議題は①市民活動助成審査会②第2次ボランティア活動推進計画の評価です。市民活動助成は、三浦市手話サークルともしび会「特別講習会」へ66,700円の助成交付が決定しました。
三浦市ボランティア連絡協議会の研修会として『三浦市地域資源ユーズ株式会社見学』をおこないました。研修会には、三浦市ボランティア連絡協議会会員のボランティア団体・個人25名と、外部の参加者2名の計27名が参加されました。

児童発達支援最前線―児童発達支援事業所HUGくみvideobg1

ダンゴムシ、セミ、カブトムシなど様々な虫を観察している「虫博士」の金子櫻介君。
四月から小学一年生になり、勉強も頑張っているようですが、なんといっても体を動かすことが大好きなスポーツ少年です。野球にトランポリン、うんていもお手の物。とりわけ野球では、毎回投打に大活躍です。
そんな櫻介君に合わせてHUGくみでは、運動を取り入れた支援プログラムを数多く用意しました。
彼の朗らかな性格と積極性をこれからも大切にしていきたいと考えています。(長谷川)

祉施設訪問記  第21回videobg1

グループホーム「みづき」は、平成十七年、一軒家を借り上げてスタートしました。 家の中はあえて改修せず、家庭的な雰囲気を残しています。 「入所前と変わらないその人らしい暮らし」を尊重するためです。 季節ごとにおこなわれる催事には、そのご家族はもとより、かつて「みづき」を利用していたご家族までもが参加するといいます。 ターミナルケア(看取り)にも積極的に取り組み、何よりも日々の暮らしを大切にしている施設です。(髙井)

元気!社協の職員 File No.22videobg1
佐藤 志穂(「どんまい」生活支援員)就労支援センター「どんまい」の佐藤志穂です。 今年の三月に学校を卒業した私にとって、「どんまい」は社会人デビューの場です。利用者の皆さんに就労や生活に必要なことをお伝えしていく中で、自分自身もマナーや礼儀など見直すことがたくさんあり、日々勉強です。 「どんまい」では、利用者と支援者という関係よりも先輩後輩、または同僚のような関係性で、皆が主体的に責任感をもって作業に取り組んでいます。 これからも職員や利用者の皆さんと一緒に、明るく楽しく、お弁当作りには情熱を持って頑張ります。「どんまい」のお弁当は毎日が自信作です。ぜひご賞味下さい!

産業医の矢島眞文先生にもご参加いただき、第1回安全衛生委員会を三浦市総合福祉センターにおいて開催しました。

三浦市社会福祉協議会のCHO構想videobg1
三浦市社会福祉協議会では、七十五歳現役社会の実現をめざし、神奈川県が提唱するCHO構想に賛同し、職員のみならずその家族や、福祉サービスを提供する当事者、さらには、介護者に至るまで「健康づくり」に取り組むよう支援し、また、啓発活動を続けています。 その延長線上に見据えるのは「地域包括ケアシステム」です。 この度開設した介護保険からの「卒業」に特化した「それいけ!デイサービスセンター」も、CHO構想に基づいて開設しました。 これを受けて三浦市でも、介護保険からの卒業者(要介護度が改善した当該者含む)を、「三浦市民活動ポイント制度」における新たなポイント付与対象としてくださいました。 さて、「それいけ!~」において、サービスの一環として取り入れているのが、活動量計を用いた「体組成」の測定です。適切な健康管理をおこなうには、体重だけではなく、「体内の状況」を詳らかにチェックすることが求められるからです。 今般、三浦市長も自らが、三浦市における「健康づくり」の広告塔となって「活動量計」を持ち、定期的に「体組成」を測定することになりました。(成田CHO)

養育支援講演会「自閉症の息子が教えてくれたこと」のお知らせvideobg1
日 時: 平成28年12月5日(月)14~16時 講 師: 一般社団法人そよ風の手紙 代表理事 新保浩氏 場 所: 神奈川県三浦合同庁舎4階衛生教育室 対 象: お子様の発達に心配のある保護者、支援者、興味のある方 参加費: 無料 問 合: 鎌倉保健福祉事務所三崎センター 保健福祉課: 関口 ☎882-6830

■講師紹介 一般社団法人そよ風の手紙・代表理事。1965年、神奈川県生まれ。1994年、長男りょうま(綾麻)誕生。1998年、りょうまが自閉症と診断される。2001年に離婚し、それ以後はシングルファーザーでりょうまを育てる。2001年、ホームページ「そよ風の手紙」を開設。

生活支援コーディネーターの三崎下町・城ケ島地域踏査報告videobg1
三浦市社会福祉協議会では、地域福祉を推進するものとして、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題に対応するため、「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでいます。 地域踏査は、これを構築するために欠くことのできない大切な作業です。推論を廃し、地域の実態に即した「仕組みづくり」を実現するために必要な基礎的データを収集する作業だからです。
今般、三崎下町と城ケ島の地域踏査を終えることができました。調査にご協力いただいた皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。(齋藤清)

ノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座videobg1
「ノーリフトケア」とは、「持ち上げない・抱え上げない看護や介護」のことです。このケアの導入を学ぶ研修を、三浦市後援で開催いたします。本研修は①腰痛予防とよりよいケアが可能となる「ノーリフト」を体験すること②介護・医療の職場に、働きやすさをもたらすきっかけとなること③全市的に取り組むことで「介護者に優しいまち」を目指します。詳細は、介護職従事者等人材育成・研修センターのHPに掲載します。奮ってご参加ください!3日間の受講で協会認定ベーシック資格が得られます。
日 時:12月8日(木)、9日(金)、22日(木)※1日のみの参加も可 場 所:三浦市総合福祉センター3F多目的ホール 講 師:一般社団法人日本ノーリフト協会 代表理事 保田淳子氏 他 受講対象者:高齢者・障害児者福祉関係事業者、介護者 参加費:1日のみ10,800円、3日間21,600~27,000円 問 合:☎888-7347(成田・前川)

CHO構想実践セミナー参加報告videobg1
神奈川県が主催するCHO構想実践セミナーが、去る8月31日、ヴェルク横須賀で開催されました。三浦市社会福祉協議会のCHOである成田慎一も講師として招かれ、三浦市社会福祉協議会の取り組みを発表しました。当日は、マラソンランナーで、流通経済大学客員教授の谷川真理さんが、マラソンなどスポーツを通じて健康づくりに励むことの意義をジェスチャーも交えて話術巧みにご講演くださり、会場は大いに盛り上がりました。(成田)
福祉カレンダーvideobg1

2016年11月
11日 一級建築士住宅改造相談
12日 トリプルP初日
16日 どんまい市役所弁当販売
19日 個別療育相談
24日 遊びの広場きらきらキッズ
25日 無料法律相談(総合福祉センター)
26日 はつらつ喫茶

2016年12月
5日 養育支援講演会
14日 一級建築士住宅改造相談
16日 無料法律相談(はにかみ屋)
17日 個別療育相談
21日 どんまい市役所弁当販売
22日 遊びの広場きらきらキッズ

みうらふれあいサロン情報
2016年11月
7・14・21日 地域福祉センター
10・17・24日 勤労市民センター
9・16日 城ケ島区民センター
10日 日の出区民会館
21日 向ヶ崎氏子会館
14・28日 初声市民センター
8・22日 上宮田県営団地
8・22日 南下浦市民センター

2016年12月
5・12・19日 地域福祉センター
8・15・22日 勤労市民センター
14・21・28日 城ケ島区民センター
1日 日の出区民会館
19日 向ヶ崎氏子会館
12・26日 初声市民センター
13日 上宮田県営団地
13日 南下浦市民センター

介護予防・リハビリ体操教室情報
2016年11月
25日 あんじゅ三崎口
30日 地域福祉センター
2016年12月
16日 あんじゅ三崎口
21日 地域福祉センター

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

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『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

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発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

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三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。