「社協みうら」第159号

角田恵美さん~三浦を子育てしやすい”町”に。~

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

今回ご紹介するのは“はっぴー子育て応援団”の会長、角田恵美さんです。はっぴー子育て応援団は、トリプルPという技法を用いて、子育て支援をおこなう団体です。「トリプルP(前向き子育てプログラム)」とは、オーストラリアで開発され、世界15カ国以上で実施されている子育て支援プログラムのこと。角田さんは、このトリプルPによって、三浦を「子育てしやすい明るい“町”にすることが目標です。児童数も減らすことなく、爽やかな潮風の中で子供を育ててほしいですね」とその抱負を語ってくれました。

特集 平成二十五年度事業報告・決算の概要!

「社協みうら」第158号のラインラップ

みうらの至福人―角田恵美さん

  • 特集・平成二十五年度事業報告・決算の概要
  • 三浦市ボランティア情報
  • 介護最前線―小規模多機能型居宅介護事業所はつらつ
  • 福祉施設訪問記―社会福祉法人啓生会 はまゆう地域包括支援センター
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を開催します!
  • 三浦市総合福祉センター オープンデ―出演者・出店者等募集!
  • 理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー
平成二十五年度  事業報告・決算の概要videobg1 
事業報告・決算の詳細は、本会のウェブサイトでご覧になれます。

https://www.shakyo-miura.com/

平成二十五年度事業報告・決算が、過日、理事会・評議員会において承認されました。このうち、重点目標とその取組結果について、ご報告いたします。

2014-7
重点目標
  • 1調査研究事業の充実 これまで以上に地域住民の「声」を丁寧に吸い上げ、これを三浦市地域福祉活動計画に反映させるべく、鋭意策定作業を進めた。他にも、会費問題プロジェクトを組織し、本会の会員制度のあり方について再検証した。
  • 2第二次三浦市ボランティア活動推進計画の推進 第二次三浦市ボランティア活動推進計画に基づいて、ボランティア・市民活動を促進した。
  • 3三浦市高齢者ふれあいセンターの利活用計画の策定 行革の一環で廃館の危機にあった同センターであるが、当面は存続の模様。計画は一旦白紙に。
  • 4権利擁護システムの充実 日常生活自立支援事業や法人後見事業といった権利擁護事業を実践した。
  • 5職員個々のスキルアップ 計画的な役職員研修の仕組みを構築し、これを実践した。 なお、決算の概要は、上表のとおりです。
平成二十六年五月 会長 川 﨑 喜 正
三浦市のボランティア大活躍! 全視協女性部第十八回神奈川大会
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去る六月七日、八日の二日間にわたって開催された全日本視覚障害者協議会女性部第十八回神奈川大会において、三浦市ボランティア連絡協議会の加盟団体や一般有志のボランティア、そして、三浦市社会福祉協議会の職員らが、駅から会場までの誘導や会場内の案内をするガイドヘルプ活動をおこないました。
初日の七日が三十四人、翌八日には、二十六人のボランティアが参加。当該者の「目」となり好評だったといいます。三浦市のボランティアパワーを感じる一日となりました。

皆さん、長時間お疲れさまでした。(杉崎)
はっぴー子育て応援団がボラ協に新規加盟!
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はっぴー子育て応援団はっぴー子育て応援団は「トリプルP(前向き子育てプログラム)」という技法を用いて、子育て支援をおこなう団体です。
この度、三浦市ボランティア連絡協議会に加盟するとともに、三浦市社協の地域福祉推進モデル事業の指定を受けました。「トリプルPは障害児教育にも有効です。障害や病気を抱えた子供の「きょうだい児」支援もしていきたい」とその抱負を語ってくれました。(杉崎)
(写真は、左から高橋洋子さん、角田恵美さん、松岡かおりさん)
ボランティア情報
☎888-7347
⇒三浦市ボランティアセンターはこちらです。
障害者自立支援最前線―三浦市社会福祉協議会地域活動支援センター
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岩野フミさん
塗り絵が大好きな岩野フミさん。

今号は「はつらつ」の利用者、岩野フミさんをご紹介します。
岩野さん、いつもは、車いすをご利用なさっていますが、「はつらつ」でのリハビリの甲斐もあって、調子が良い時は「~まで歩くよ」と杖を使い、自ら進んで自立歩行訓練に臨まれます。訓練の合間に楽しむのが、大好きな塗り絵です。岩野さんが選ぶ塗り絵は、いつも決まって草花。ご自宅にも彩色された塗り絵が飾られています。
ある日お宅に伺ってみると、天気が良いからと庭先で編み物をされていました。その先に見えるのも色とりどりの草花です。大好きな花を愛でながら趣味に興じる。今のこの生活を維持するため、岩野さんにとって「はつらつ」の利用は、欠くことのできない日課となっているようです。(嘉山)
三浦市社会福祉協議会小規模多機能型居宅介護事業所「はつらつ」のお問い合わせは☎046-888-9555(直通)
福祉施設訪問記 第8回videobg1
啓生会1inoue1
施設長 井上政江さん
〒238-0224 神奈川県三浦市 三崎町諸磯1411-1
 ☎046-881-3351

はまゆう地域包括支援センターは、特養ホーム「はまゆう荘」を経営する社会福祉法人啓生会を母体とします。
同施設長の井上政江(右写真)さんからその運営方針を伺いました。「私達は、可能な限り住み慣れた地域で、その人らしく生活を継続できるようにするためのサービスを基本と考えます。「福祉」という言葉は「幸福」と同義であり、生活全体を支えるのが福祉である…この言葉を念頭に皆様のご指導、ご理解をいただきながら、良い施設づくり、良い運営をめざしています。」(杉崎)
 元気!社協の職員 File No.8
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石渡 美穂(サービス管理責任者)

石渡美穂HUGっ子達のお姉さんこと、石渡美穂です!
小規模多機能型居宅介護事業所「はつらつ」から参りまして、一年弱が経過しました。異動当初は知識不足で子供達との関わり方にも戸惑っていましたが、HUGっ子達と過ごす日々の中で成長させてもらえた気がします。
まだまだ若いつもりの私ですが(ちなみにもうすぐ二十八歳でーす☆)、子供達はとにかくパワフル!毎日、HUGっ子達を追いかけるのに必死です(笑)夏休みには、リビエラさんでの海洋塾、HUGくみでのお泊まり会などイベントが目白押し!子供達のキラキラした笑顔をたくさん見られる事が、今から楽しみで仕方ありません❤一人でK‐POPのコンサートに行ってしまうようなアクティブな石渡、これからも頑張りま~す❤(本人談)
ボランティア募集!開催日は8月24日(日)!

三浦市内の特別支援学級等に通う児童を対象にした余暇支援「わいわいキャベツっこ」実行委員会では、子ども達と元気に遊んでくれるボランティアを募集しています!
詳しくは、三浦市ボランティアセンターまで。☎888‐7347
狩倉弁護士のワンポイント法律相談
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karikura  

Q: 友人から「名義だけ貸してほしい」と頼まれ、友人の株式会社の取締役になってしまいました。その会社が倒産した場合、私が会社の債務を負うことはないのでしょうか? 

A:会社の債務の保証人になっていない限り、本来であれば、会社の債務を返済すべき責任はありません。
 ただし、会社の違法行為や債務不履行を知りながら、または、知らなかったことに重大な過失があるような場合には、これにより損害を受けた者に対し、取締役が損害賠償責任を負うことがあります。倒産の場面では、会社が倒産することを承知で商品を購入したりしたような場合には、取締役がこれによって被害を被った者に対して、賠償責任を負う場合があります。 実際に経営に関与していなかった名目的な取締役についても、取締役の地位にある以上、損害賠償責任を負う場合があり、友人の会社の違法な行為により第三者に損害を与えた場合、それを知りながら放置していたといった事情があると、取締役として損害賠償責任を負う場合もありえますので、注意してください。

 (担当弁護士・加藤修一)
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を開催します!  information
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今年度1回のみのコースです。この機に是非!介護職員初任者研修

講 師:高齢者・障害者福祉の専門家や現在地域で活躍している職員 
日 時:平成26年8月5日~10月25日の計32日間(火・木は18:00~3時間、土は9:00~7時間) 
場 所:三浦市総合福祉センター3階多目的ホール 
定 員:35名 費用:5万円(テキスト代・諸費用込み) 
募集期間:平成26年7月7日~7月18日 
募集要項配布場所:三浦市総合福祉センター 
募集要項配布場所:三浦市地域福祉センター 
募集要項配布場所:三浦市高齢者ふれあいセンター 
募集要項配布場所:福祉なんでも相談はにかみ屋 
問合:研修コーディネーター成田☎888‐7347 

※2013年4月よりホームヘルパー2級の資格制度は廃止となり、介護職員初任者研修になりました。介護職員初任者研修とは、これから介護に携わろうとする者にとって最も適した資格で、介護に関する基礎的な技能・知識を習得することができます。
三浦市総合福祉センター オープンデ―出演者・出店者等募集!  Other articles
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三浦市総合福祉センターオープンデ―
地域をつなぐ“はつらつフェスタ”出店者・出演者募集!
福祉用具アイディアコンクールも実施!

10月5日、三浦市総合福祉センターを広く市民の皆様に開放する「地域をつなぐ“はつらつフェスタ”」を開催します。

つきましては、当日のアトラクションに出演してくださる団体・個人及び模擬店などで出店してくださる団体・個人を募集いたします。併せて、市内小中高生を対象に福祉用具アイディアコンクールも開催!

お問合せは地域福祉課高井まで。☎888‐7347
社会福祉事業のために      Other articles
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寄付←かながわ信金の片岡祐二常務理事から寄付を受ける川﨑会長。毎年チャリティコンサートの収益をご寄附くださいます。

社会福祉事業のために ▽飯島定夫▽深瀬加根▽長島正▽鈴木喜孝▽株式会社加藤不動産▽三浦蘭友会▽株式会社リビエラリゾート▽かながわ信用金庫▽匿名

寄付金品は、三浦市ボランティアセンターで受け付けています。ありがとうございます!

福祉カレンダーvideobg1

2014年7月
 19日 どんまい市役所弁当販売
 9日 みうらふれあいサロン (三浦漁村センター)
 9日 一級建築士住宅改造相談
 10日 みうらふれあいサロン (勤労市民センター)
 15日 介護事業所活動支援研修
 19日 個別療育相談
 20日 個別療育相談
 23日 みうらふれあいサロン (三浦漁村センター)
 24日 遊びの広場きらきらキッズ
 24日 みうらふれあいサロン (勤労市民センター)
 25日 無料法律相談 (総合福祉センター)
 25日 障害児夏のお泊り会 

2014年8月
 5日 皆で海に親しむ会
 5日 介護職員初任者研修(開始)
 13日 どんまい市役所弁当販売
 13日 一級建築士住宅改造相談
 13日 みうらふれあいサロン (三浦漁村センター)
 14日 みうらふれあいサロン (勤労市民センター)
 20日 リビエラリゾート海洋塾
 22日 無料法律相談 (はにかみ屋)
 24日 わいわいキャベツっこ
 25日 障害児夏のお泊り会
 26日 リビエラリゾート海洋塾
 27日 みうらふれあいサロン (三浦漁村センター)
 28日 みうらふれあいサロン (勤労市民センター)
 28日 遊びの広場きらきらキッズ 

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。各予定のお問い合わせは…☎888-7347
教えて!成田さんー理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
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成田1
    今回のテーマ「杖」

杖をついている方に会うと、ついついその使い方に目がいってしまいます。
まず、「長さはあっているかな?」肘の角度が曲がり・伸び過ぎていると、しっかり杖で支えられません。次に、「握り方はどうなっているかな?」握りが前後逆になっていたり、握りの下をつかんでいると、やはり支えが不十分になったりします。更に、「杖の先のゴムは減ってないかな?」使っているうちに摩耗してくると、杖をついた時に滑って危険なこともあります。最後に介助する方へのお願いとして、歩行のリズムや速さに合わせることが大切です。介助者が先に歩いてしまうと、バランスを崩して転倒につながってしまうこともあります。まだポイントはありますが、杖をしっかり活用することで安全・安定した歩行を目指しましょう!杖一口「杖」といっても、形や大きさなど様々です。
私が、あなたにぴったりの「杖」をお選びします。

成田慎一プロフィール:
介護職からPTの資格を取得。特別養護老人ホームやデイサービスなどの相談員・機能訓練指導員として勤務。昨年は介護の専門学校の教員をしながら地域の体操教室を展開、今年四月より三浦社協勤務。PR「三浦市の地域福祉の推進のために頑張ります!」
就労継続支援B型事業所どんまい                Advertisement
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「就労継続支援事業B型事業」は、一般就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。
「どんまい」では、生産活動を「宅配弁当事業」に定め、働く喜び、喜ばれる感動を体感できる事業展開をモットーとしていきます。短時間からの利用も可能であり、利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。(山中)
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アドバイザリー・スタッフ 
発達障害や知的障害に関するアドバイザリー・スタッフをKCNの理事長冨岡貴生(社会福祉法人唐池学園貴志園園長)先生にお願いしています。

どんまいのスタッフ
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パーティーのオードブルやサンドイッチなどの軽食、会議・研修・会合などの昼食プランもお受け致します。その他、特別なご要望がある場合は、電話にてお問合せください。
電話:046-888-7655(直通)
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。