「社協みうら」第172号

みうらの至福人

楽しい老後を過ごしましょう


「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。

今回ご紹介するのは、平成12年に発足した老人会、入江ひまわり会会長篠原かつ子さんです。
「入江ひまわり会では、高齢者向けのサロン活動・友愛訪問の実施と、清掃や毎朝のラジオ体操など地域の活動にも積極的に協力しています。
『隣が誰だか分かんない』じゃ、いけない。お互い支え合いながら楽しい老後を過ごしましょう、と呼びかけたい。団地内にまだ不参加の方がいるので、今後も会員を増やしたいです。」

特集 それいけ!デイサービスセンター

「社協みうら」第172号のラインラップ

みうらの至福人―篠原かつ子さん

  • 特集・それいけ!デイサービスセンター
  • 三浦市ボランティア情報
  • 介護支援最前線―それいけ!デイサービスセンター
  • 福祉施設訪問記―矢島内科医院
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • トリプルP「前向き子育て講座」のお知らせ
  • 紙オムツ助成事業のお知らせ
  • 教えて!成田さん―理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー
それいけ!デイサービスセンター
本当の自分を取り戻しませんか?介護保険からの卒業を目指して!
videobg1 六月一日地域福祉センター一階に、それいけ!デイサービスセンター(以下「それいけ!」)を新規開設し、八月現在約四十名の方にご利用いただいています。 「それいけ!」ご利用の流れをご説明します  ①「それいけ!」では、より効果的なリハビリを提供するため、理学療法士をはじめとしたスタッフがご利用開始時、ご自宅を訪問。
②生活環境を把握し、ご利用者様と一緒に自立目標を設定します。
③その目標達成のために、歯科医師、理学療法士、看護師、管理栄養士、社会福祉士がチーム一丸となって自立支援計画を作成。
④計画に沿った訓練、指導等をおこないます。
⑤リハビリの効果を測定するため、定期的に家庭訪問をおこない、「自立度が高まり、その人らしい毎日を過ごせているか?」を確認します。 ご利用者様の事例をご紹介します 転倒をきっかけに外出する自信がなくなってしまった濱潟イツ子さんは、お盆を前に「お墓参りに行きたい」と考え、「それいけ!」によるリハビリにその夢を託すことにしました。果して、積極的なリハビリの甲斐もあって、目標の一つであった「お墓参り」を実現させることができました。「不安だったけど、目標を達成できて嬉しい。」と濱潟さん。介護保険からの卒業という新たな目標に向けて、その一歩を踏み出しました。 「それいけ!」の思い
三浦市社会福祉協議会では、「それいけ!」卒業後の居場所づくりにも取り組んでいます。せっかく介護度が改善しても、外出機会の減少によって、元の状態に戻ってしまっては、これまでの努力が無駄になってしまうからです。人はいくつになっても、目標を持ち、社会に居場所があることで、充実した生活を営んでいけるのではないでしょうか。そこで、「それいけ!」では、定期的に体組成計を測定できるサロンを市内各所に設け、卒業後の運動量の低下を防ぐためのアフターフォローの仕組みもつくっています。(熊谷)

リビエラリゾート・シーボニアマリーナのCSR活動 videobg1
CSR活動
写真は、七~八月に障害児・者とその家族を対象として開催したイベントの様子です。株式会社リビエラリゾート様のご協力の下、プールやマリンスポーツを楽しむことができました。ありがとうございました。(杉崎)

三浦市ボランティア連絡協議会研修会「三浦地域資源ユーズ株式会社見学」
▽し尿、浄化槽汚泥、農作物残渣、水産物残渣、公共下水道汚泥等から肥料を作る会社「三浦地域資源ユーズ株式会社」を見学します。
▽日時:9月14日(水)13~16時
▽お問合せ…☎888-7347(杉崎)
第28回横須賀三浦地区ふれあい広場 横須賀三浦地区の障害のある方と地域の皆様との交流を目的としたイベントです。 日時:11月12日(土)10~14時 場所:横須賀市立総合福祉会館 問い合わせ:ふれあい広場実行委員会事務局(三浦しらとり園内) 担当山田(☎848-5255)
介護支援最前線―それいけ!デイサービスセンター
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「週一回の利用を楽しみにしています。」とにっこり微笑む宮川さん。
宮川さんは、それいけ!デイサービスの開所とともに利用を始められました。当初は長距離を歩くことに不安があるご様子でしたが、「リハビリを続けていくうちに足が軽くなって歩きやすくなったの。」と、嬉しいご報告をいただきました。
「皆さんとお話しすることが楽しい。」と、それいけ!デイサービスのスタッフや他のご利用者様とも、いろいろなお話しをされ、楽しく過ごされているご様子です。今後やりたいことを伺うと「旅行に行きたい。」とお話しくださいました。その夢の実現に向けて、リハビリに打ち込んでいらっしゃいます。夢を語る表情はとても輝いていました。(菊地)

福祉施設訪問記  第20回
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福祉施設訪問記  第20回
福祉施設訪問記  第20回今年六月より三浦市社会福祉協議会の産業医となった矢島眞文先生にお話を伺いました。「内科・小児科が専門です。三浦市医師会副会長・会長を歴任しました。」地域医療に思いがあり「かかりつけ医として、地域の方々が住み慣れた地域・ご自宅で元気に暮らせるよう関わっていきたい。」と話されます。「これから、三浦市社会福祉協議会職員の健康管理・職場の環境整備等、産業医としてできる限りの健康指導をしていきたい。また、『地域包括ケアシステム』の構築に向けた取り組みも進めたい。」とのことです。(石渡)

元気!社協の職員 File No.21
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元気!社協の職員
熊谷昌彦(「それいけ!」管理者)
こんにちは!高齢者リハビリデイサービス「それいけ!デイサービス」の管理者兼理学療法士として働いています。私は以前、病院に勤務していましたが、リハビリを受けて体は元気になっても、退院後外出機会が減るなど、心から元気になっていない患者さんを多くお見掛けしました。リハビリテーションとは本来、個々に合わせたものというのは当然ですが、地域の特性に合わせておこなわれる必要があると感じました。三浦市社会福祉協議会には地域の特性を知り尽くした職員が多くいます。互いに連携をとることで、より安心して暮らせる三浦市のお役に立てると考えています。これからもよろしくお願いします!

地域をつなぐはつらつフェスタin地域福祉センター今年も10月1日から赤い羽根共同募金が始まります。各区、市内イベント、学校、公共機関の窓口で募金活動をおこないます。集められた募金は、神奈川県共同募金会を通じて県内の社会福祉関係団体に配分されます。皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
狩倉弁護士のワンポイント法律相談videobg1
165-10Q:夏のアルバイトの募集に高校生の応募がありました。高校生を雇用する場合、保護者の同意や年齢確認など、注意すべきことがありますか。

A:一.高校生等の未成年者の就労については、労働基準法が年齢によって就労時間・就労内容等に様々な禁止事項や制限を設けていますので、まずは、あなたの事業で応募者を就労させることができるかを確認しましょう。労基法は、原則として、満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了していないものを労働者として使用することを禁止しています。
十八歳未満のものを労働者として使用する場合には、労基法で定められている満二十歳以上の者にも適用される規定はもちろん、年少者の保護の観点から特に定められた以下の規定を守らなければなりません。たとえば、事業場にその年齢を証明する戸籍証明書を備え付けなければなりません。
労働時間については、成人と同様に、一週四十時間、一日八時間まで労働させることができますが、原則として時間外労働、休日労働、深夜労働は制限されています。また、危険又は有害な業務、坑内労働については、就業が制限又は禁止されています。二.次に、応募者と契約し、賃金を支払うときも注意が必要です。労働契約の際には、成人と同様に、労働条件を必ず明示しなければなりません。未成年者であっても、未成年者本人を保護するため、労働契約は未成年者本人と結ばなければならず、親権者または後見人が代わって契約を結ぶことはできません。
ただし、未成年者との契約になりますので、親権者または後見人の同意は必要です。また、賃金は未成年者本人に直接支払う必要があり、親権者または後見人が代わりに賃金を受け取ってはならないとされています。三.以上のように未成年者の雇用にあたっては、年齢等によって様々な規制がありますので、年齢確認の際には本人の申告だけでなく、戸籍等の書類で確認する等、労基法で禁止されている就労をさせることにならないように十分注意をしましょう。(吉田)
トリプルP「前向き子育て講座」のお知らせ
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「前向き」な子育てについてみんなで学びませんか?プレママ・パパから、お孫さんを持つおじいちゃん・おばあちゃん、子どもに携わるお仕事をしている方などなど、子育てに興味のある方の受講をお待ちしています!
日時 平成28年9月10日(土)、10月8日(土)、11月12日(土)
    10:00~12:00 (開場9:45)
場所 初声市民センター/〒238-0113 初声町入江200(☎888-1626)
対象 プレママ・パパ~12歳以下のお子さんを育てる三浦市内在住の保護者、教育関係者・支援者及び子育てに興味がある方 ※定員30名
受講料 全日分1,000円、1日分400円(テキスト代込)
講師 はっぴー子育て応援団 松岡かおりさん
お申込み・お問い合わせは…☎888-7347(杉崎)まで
講座の内容の一例
【1日目】セミナー1「前向き子育ての力」
「前向き子育て」とはどんなものでしょう?子どもが健全に
育つために、家庭で実践できる前向き子育ての基礎についてお話します。
紙オムツ助成事業のお知らせ 
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今年度も、市民の皆様からお預かりした「会費」と共同募金の配分金を用いて「紙オムツ助成事業」を実施します。
対象者は、以下のとおりです。
①在宅の65歳以上(平成29年3月31日までに65歳となる方)の要介護者で、1日中ベッドで過ごし、排泄・着替え・食事等、介護を要する方。座位保持が可能な方は対象外。
②在宅の身体障害者手帳1級・2級、療育手帳Aを所持し、排泄に介助を要する方。
※短期入所・入院は支給対象。入所施設や老人保健施設入所は対象外。
☆申請には調査が必要となります。お近くの民生委員か、下記担当までご連絡ください。
調査期間:9月7日(水)~10月31日(月)
問合せ:三浦市社会福祉協議会 担当:鈴木、齋藤(清)☎888-7347
教えて!成田さん―理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
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今回のテーマ「介護予防インストラクター」
165-14昨年度好評を博した「介護予防インストラクター養成講座」を今年度も開催いたします。前回の修了者四十九名のうち、約二十名の方がサロンや体操教室で活躍されております。中には、ご自宅でサロンを開き、NHKで取り上げられた方もいらっしゃいます。この講座は、自分たちでできることを見つけ、実施に結びつけます。第二回となる今回は、様々な団体のご協力により、一層充実した内容になります。また、時間帯も昼・夜間の二部制になりますので、勤めている方にも受講していただけます。三浦市は既に高齢化率が三十五%を超えています。住み慣れた地域で暮らし続けるためには、自分の健康を守る「自助」に加え、隣近所で支え合う「互助」の精神が欠かせません。当会では、互助の担い手である①「介護予防インストラクター」の養成と、②皆さまのご近所で活動していただくための場となる区民会館の確保、この二つを同時に展開しております。
この活動が、私たちの掲げるCHO構想「七十五歳以上現役社会の実現」につながっていくことでしょう。多数の申込みをお待ちしております。お問合せは☎八八八―七三四七までお願いします。(成田)
昼間コース 全2回 12月と3月/第4木曜日13時~18時
夜間コース 全6回 10月と3月/第4木曜日18時~20時
福祉カレンダーvideobg1

2016年9月
14日 一級建築士住宅改造相談
14日 ボラ協研修会 
17日 個別療育相談
21日 どんまい市役所弁当販売
22日 遊びの広場きらきらキッズ
23日 無料法律相談(総合福祉センター)

2016年10月
14日 一級建築士住宅改造相談
15日 個別療育相談 
19日 ボラ協健康づくりデー
19日 どんまい市役所弁当販売
27日 遊びの広場きらきらキッズ
28日 無料法律相談(はにかみ屋)

みうらふれあいサロン情報
2016年9月
5・12日 地域福祉センター
8・15日 勤労市民センター
14・21・28日 城ケ島区民センター
 1日 日の出区民会館
26日 向ヶ崎氏子会館
12・26日 初声市民センター
13・27日 上宮田県営団地
13・27日 南下浦市民センター

2016年10月
3・17日 地域福祉センター
13・20・27日 勤労市民センター
12・19・26日 城ケ島区民センター
6日 日の出区民会館
17日 向ヶ崎氏子会館
10・24日 初声市民センター
11・25日 上宮田県営団地
11日 南下浦市民センター

介護予防・リハビリ体操教室情報
2016年9月
23日 あんじゅ三崎口
28日 地域福祉センター
2016年10月
26日 地域福祉センター
28日 あんじゅ三崎口

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

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Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。