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四国中央市「発達支援センター」

地域福祉係の稲積です。

先日、愛媛県四国中央市にある、発達支援センターに視察へ行ってきました。

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四国中央市では、発達上の支援を必要とする子どもの療育を総合的に支援するため「発達支援センター」を開所し、「個別支援計画」をツールに、その状況に応じて3歳から18歳まで一貫した支援を行う、関係機関のネットワークづくりを目的とした仕組みが確立しています。

子どもたちの成長にとって、周囲の支援は必要不可欠なものであり、その子どもたちを中心に、関係者が「少しずつ力を出し合う」ことで、出来上がるきめ細やかな「ネットワーク」と子どもの成長アルバムのような「個別支援計画」。
地域全体でその子を育てていく仕組みが、そして、何よりもこの事業を立ち上げられた発達支援センターの職員のみなさんの熱意が、「目」に見え「心」にも感じられる今回の視察でした。

三浦社協でも、児童デイHUGくみのスタートに伴い、子ども~成人までトタールに障害者支援に関わるようになり顕在化してきた「引き継ぎ・連携」という問題。まだまだ新米ではありますが、「三浦らしさ」を活かしながら、早急に仕組みを確立していくことの必要性を改めて実感しました。


大変ご多忙の中、お時間をとってお話下さったセンター長の大西さんと脇さん。


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発達支援センターの職員のみなさん


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本当にありがとうございました。そして、機会があればぜひ三浦にも足をお運びください。

職員研修会「コミュニケーションスキルについて」2日目 

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地域福祉係の稲積です。

先日、先月開催した障害福祉研修会「コミュニケーションスキルについて」の二日目を開催しました。
2日目は「利用者支援の基本的な視点・技法」をテーマに、KCN(かながわ障がいケアマネジメント従事者ネットワーク)事務局長で、湘南セシリア施設長の河原雄一先生にご講義頂きました。

今回は、グループワークを取り入れ、日頃はなかなか交流する機会の少ない、他事業所の職員や一緒にご参加いただきました葉山社協の職員さんと熱い議論と笑顔や笑いを交わし、和やかな雰囲気の研修となりました。

現場でのご経験も豊富な河原先生は、「利用者支援における一番のツールは『感じる自分』」とおっしゃられ、様々な診方・視点の切り替えから解決の糸口を一緒に見つけるため、常に『感じる自分を磨き続けていく』ことの大切さを学ばせて頂く機会となりました。


河原先生を始め、本研修会にご協力いただきました、KCN(かながわ障がいケアマネジメント従事者)のみなさま、本当にありがとうございました。